「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 はばたき

栃木県日光市 ウェブサイト
居場所

助成額

150,000円2022/10/12

助成⾦の活⽤内容

当法人では設立以来障がいのある方の就労支援を行ってきましたが、就労の場とともに居場所の重要性も認識してきました。このたび令和5年4月を目処に既存の地域活動支援センターまにまに工房(運営はNPO法人草むら)を合併し、新しく地域活動支援センター「ふらっと」を法人敷地内にて運営することになり、利用者にさまざまなプログラムを提供していきます。
今回はこの事業を継続し、今まで利用してきた人を受け入れるとともに、ニーズの把握をして新規の利用者を開拓しそのニーズにこたえていきます。それにはそのニーズに合った環境を整備していく必要があります。当面は週3日開所していく予定ですが、それらの立ち上げ整備費用に活用させていただきたいと考えます。

活動報告

令和4年5月にNPO法人草むらさんから実施中の日光市地域活動支援センターの運営が厳しく、この事業を当法人が運営してほしいとの話があり、理事会等で検討した結果令和5年4月を目途にその運営をしていこうということになりました。それから職員や法人役員らを中心に場所や時間、開所日及び時間、提供するプログラムなどを検討していきました。その際に実施主体である日光市の担当者や第2層生活支援コーディネーターらの意見を聞きそして情報交換をしながら準備を進めていきました。特に障がいのある人が気軽に立ち寄れて地域住民とつながる居場所になることなどを確認しました。
その間、場所・時間・プログラム等が決まり、職員も採用することができました。また開所するにあたって今回の助成金を活用させていただき、立ち上げに関する備品類と運営していくための備品類を購入させていただきました。それらの準備を進めていき、令和5年4月1日に日光市地域活動支援センターふらっとの開所式を執り行うことができました。式には日光市長をはじめ同士の幹部の方や法人関係者、ふらっと利用者、さらに地域住民など約30人が出席し、互いの交流を深める良い機会となりました。またその日からふらっとの運営が開始され、開所式に出席された利用者をはじめ、出席できなかった利用者も式が終了した後利用し、それぞれ自由な時間を過ごされて、順調な船出となりました。
その後見学方々が見えられたり、問い合わせの電話が入るなど、この事業に関する関心の深さを感じています。ふらっとのプログラムは創作活動や余暇活動のほかに食事(昼食)の提供、さらに生産活動の準備しており、利用者の方が利用しやすいような雰囲気を作っていきたいと思います。さらに毎月第3土曜日は地域の方々との交流会も実施しており、ふらっとを拠点として地域の方々のみならず、企業のCSRチームの方々やボランティアなどの方々とも交流を深め、地域福祉の向上に努めていきたいと思います。

今後の展開

日光市地域活動支援センターふらっとは障がいのある方(または障がい児)が気軽に立ち寄れる居場所的な存在として運営を開始しました。

現在は以前と比べて障がいに対する理解が少しずつ深まってはきましたが、例えば就労したくてもなかなか働くことが難しい方への理解はまだまだ深まっていないのが現状です。そんな方々にはとても居場所が必要になりますのでこのふらっとを開所することになりました。

この間第2層生活支援コーディネーターとも相談して活動するプログラムを考えていきました。そして毎月第3土曜日には地域との交流を目的にイベントを開催していき、その内容は防災などのセミナーや音楽プログラムやケーキ作りなどのいろいろなレクリエーションなどでそれらを楽しみながら地域の方々と交流を深めていきます。

今後はこの活動を継続して続けていき、必要に応じて開所日数を増やすなどの対応をしていきたいと思います。

詳しくはNPO法人はばたきのホームページをご覧ください。
URL:http://www.bbweb-arena.com/users/habataki/
よろしくお願いいたします。

添付資料