「地域助け合い基金」助成先報告
城南グリーンクラブ
秋田県秋田市助成額
100,000円(2023/05/24)助成⾦の活⽤内容
〔目的〕
・体力と年齢に応じて、グラウンドゴルフ・3B体操を楽しみ、地域間交流の促進と生涯スポーツ社会の実現を図ると共に、仲間づくりの輪を広げる。
〔活動の方向性〕
・会員の高齢化(80歳以上10人)が進み、運動場所への移動が困難。会員同士がお互いに助け合い(車の運転)を毎回行っている。1回支援4~5人。
・グラウンドゴルフは出来ないが(体力的限界)、3B体操には参加したいという会員の意見が多く出され今期から取り入れることとした。
<3B体操、グラウンドゴルフコラボレーション>
1回目は地域のコミセンの体育館を借りて3B体操を習得。
2回目以降は各会場(屋内、屋外)気候、会場の予約に合わせて実施、例会 週1回。
・定期大会(春夏秋冬)年4回
・他クラブとの交流促進 年2回
移動支援について
・各地域の街区公園、空き地を利用し、遠方に移動困難な会員の為に近隣町内会と連絡しながらグラウンドゴルフを開催する予定。冬季は屋外でできないため、屋内(秋田スカイドーム)プレイを行う。(予約制)
運転に自信が無い人(積雪の為)、免許返納者等が10人います。その人たちをどのようにして会場まで移動させるか?
今年度の新たな取り組みとして、ジャンボタクシー(9人乗り)を利用することとした。
活動報告
2006年7月近隣町内会を中心にクラブを立ち上げ、今夏で18年になりました。当初は男性ばかりの近隣住民でしたが、現在は秋田市内全域に会員がいて、それぞれの地域で町内会活動、ボランティア活動と頑張っています。(60代~80代 32名)
秋田市を中心に大規模水害が起き予期せぬ事柄で皆意気消沈しましたが、災害にも負けない日頃培ったパワーを出して、それぞれの会員がお互いに協力して乗り越えました。特に会員が災害に遭ったときはいち早く駆けつけ、地域とのつながりを前面に出しながら、後方支援に徹し、積極的に援助をしました。講師に予定していた方も被災され等の予定外のことも起きましたが、何とか活動はできました。
災害を通じて会員の団結力が強まりました。
教訓と得たことは「できる人ができる時にできること」をモットーに仲間と共にクラブの活動を楽しんできました。
①会の一員であることを意識しながら、新たな出会いを求め、感動と感謝を分かち合えるように、クラブ運営に取り組みます。
②総てのメンバーとの密な意思疎通を常に心がけながらの活動1人ひとりを大切にする。
苦労した課題は、生まれも、育ちも、職業も、好みもそして年齢も違う、人間が、グラウンドゴルフを通じて団体を作っていますが、役割分担が中々分散できないことです。年齢的にパソコンができない、LINEやメールができても一部の人しかできない、等があり総てペーパーでしか伝達できない、事務局に大部分の負担がかかっている等が上げられます。今後はますます高齢化が進む中で、会をどのように運営を行ったよいのか模索中です。
③会員増強をどのように行うか今後の課題
城南グリーンクラブは年10回位会報を出していますが、今回の活動を等して「会員の顔が、見え、肉声が聞こえる手作りの会報づくりを目指して今後も頑張りたいと思います。
今後の展開
今後の活動としては
広報活動として
①秋田市内のコミュニティセンター等に宣伝用の「チラシ」を置いてもらう
②地域包括支援センターと連携し、宣伝活動を行う。(運動だけではなく、会員の心の健康、栄養面での促進を努めて行く)
③会員が住んでいる地域で宣伝活動を行う。
継続性や発展性
効果や手法を伝える資料を作成して、広く発信することで、参加できない高齢者の方にも自宅で体験していたくなど等会場や内容について検討していく。
※例 栄養出前講座(秋田県委託事業『フレイル予防啓発事業』等民間団体の力も借りながら活動の幅を広げながら、すすめていく。