「地域助け合い基金」助成先報告

 四街道市地域支え合い推進会議 ミニ協議体「チーム旭ヶ丘」

千葉県四街道市
生活支援

助成額

150,000円2023/06/28

助成⾦の活⽤内容

現在29名のサポーターの門扉に、「ちょこっと困りごとサポーターの家」のプレートを取り付けて、ちょっとした「生活上の困りごと」があったら、近くのサポーターさんにひと声かけてもらうようにしています。
今のプレートはA-4サイズのカラーコピー紙にラミネートをかけて取り付けていますが、風雨などで半年程度しか持ちません。
これを耐久性のあるしっかりとしたアルミ複合版のプレートに作り替えて、(例えば「子ども110番の家」のプレート)各サポーターの家の門扉に取り付けたいと思います。

活動報告

みんなでつくろう!「みんなが支えあうまち・旭ヶ丘」を合言葉に平成30年9月に「チーム旭ヶ丘」が発足した。

現在29名のサポーターが、門扉に「ちょこっと困りごとサポーターの家」のプレートを張って、とりわけ地域の助け合いを基盤とした「生活支援活動」に重点を置いて活動を行っている。
11項目の「私にもこんなことができるよ!」により、「ゴミ出しの手伝い」「家具等の整理」「ちょっとした庭の草むしり」など、サポーターへの依頼も多くなっている。
 
活動を進めるうえでの課題は、旭ヶ丘団地は現在約1,800世帯在り、このうち65歳以上の高齢者比率は40%と四街道市でもトップクラスの状況にある。今後も「ちょこっと困りごとサポート」のニーズは増加すると思われ、サポーター29名の増員が求められている。
民生委員経験者、自治会役員、街区委員、各種ボランティアサークルメンバーなどに声掛けをして、サポーターを増やし、(発足時21名、現在29名)支え合いの声が、点から面へ広がるように努力をしている。
プレートは助成金により、よく目立つ耐久性のあるアルミ複合版のプレートができたので、これで10年以上は持つと思います。9月中には各サポーターの家の門扉にとりつけを完了する予定で進めています。

今後の展開

地域の支え合いはサポーターだけではできません。現在は点であるサポーターが隣近所と連携して、やがて面となって「向こう三軒両隣」まで広げていくことが目標です。そのためにもサポーターをさらに増やしていくことが当面の課題です。

また、私たちのサポーター10か条では、第1項に(1)周囲に困っている人がいたらまず自分から声掛けしましょう!と言っています。
支え合いは、待っているのではなく自分から声掛けをすることが大事で、私たちサポーターはこのことを大切に心がげるようにしています。

お金を出せば何でもやるボランティアではありませんので、出来ることと出来ないことをはっきりして、出来ないことは有料ボランティアや行政に繋げるようにしています。
そして、地域の支え合いの「心」を(ちょこっとした余計なおせっかい、毎日の声掛け、挨拶など誰でもできる事)、サポーターを通して実践し、周囲に広げ地域づくり、街づくりを目指しています。

添付資料