「地域助け合い基金」助成先報告
【個人】 弓削 規子
千葉県柏市助成額
94,000円(2023/08/01)助成⾦の活⽤内容
町会にはふれあい会館があり毎週サロンも開かれている。
コロナ禍、室内の集会は禁止となった。ちょうど近くの森の地主さんと知り合いの人がいて、地域の皆で林の手入れをすることになった。
ふだん支えあい・助けあい活動に参加するのは女性が多いが、今回の活動には男性の参加が多く他町会の方も加わっている。
「みんなの憩いの場づくり」が木の伐採やゴミ拾い、草刈りと大変な肉体労働だが、男性は「集まっておしゃべり会」より「目標に向かって仕事をする」活動を好むのだなぁ、と感じている。
これから竹林の手入れも行う予定だが、整備が進んで竹の子堀りができるようになったら、町会子ども会と連携してイベントを実施して交流の輪を広げたい。
活動報告
桜広場の草刈りや整備は地域の高齢者が平日に行なっていたので子どもの参加はなかったが夏休みには子どもさん(小学生)がみょうがの収穫を大変よろこんで「あっ!ここにもあったよ~」と袋にいっぱいみょうがをとっていった。
地主さんがまだ現役の頃は畑にしていた土地のようで雑草を苅りとったらみょうがが元気になり沢山獲れた。小学生や若いお母さん方と交流のきっかけができて良かった。
竹の伐採作業も電動のこぎりのお陰でだいぶはかどった。たけのこ収穫まではまだまだ作業が必要だが11月はちょうど柿が沢山なっていたので竹の先をV時に作って高い所の柿をとったりして楽しんだ。休憩時に柿をむいてみんなで食べた。甘くて美味しかった。竹は枯れると軽いが切ってすぐの竹は重くて大変だったが大勢で関わったのでどんどん片付いた。
休憩用のベンチ2脚は男性軍が組み立て安定させるためと盗難防止のためにコンクリートにビスを打ちつけ頑丈にした。現役時代にそういことに関わっていた仲間がウデをふるってリードしてくれた。森の中を散歩する人やリハビリの為と言って毎日歩いている人もいるのでその方たちにもベンチに座って休憩して頂けたら良いと思う。
町会の老人クラブが来年3月末か4月初めに「お花見会」を開催する予定なのでそれまでにもう少し整備が必要。町内の方が「お花見や豚汁パーティーの時に使って下さい」と座卓やテーブルを持ってきて下さり桜の咲くのを皆さんで楽しみにしている様子です。
今後の展開
新青田町会に隣接する「大青田の森」は緑茂る貴重な自然が残っています。そこに少し「人の手」を加えると更に森が行き返り花々が咲いてきます。私たちが関わった「大青田の桜」も雑木やツタなどにからまれて悲惨な状態でしたが今は息を吹き返し脇からは新芽も出てきています。
この度「さわやか財団・地域助け合い基金」のお陰でベンチも設置いたしました。どうぞどなたでもご活用ください。
コロナ禍で室内での飲食を控える傾向にありますが桜広場ならグループやサークルの親睦会などを行うこともできます。地域の老人クラブも春の「お花見の会」を開催予定です。
桜広場のすぐ近くの竹林の整備も行なっています。高齢者が多いので「おおぜいで短時間!」をモットーに無理のない形で活動しています。平日の午前9時~11時を目安にして各自が作業に適した服装で集まっています。「一緒に体を動かそうかな」と思われる方はぜひご参加下さい。女性もたくさん活動しています。