「地域助け合い基金」助成先報告

 折り紙プロジェクト

東京都墨田区
居場所見守り

助成額

150,000円2023/08/25

最終助成額

96,129円2025/05/23
(一部返金:53,871円)

助成⾦の活⽤内容

対象:同愛圏域に住む子どもから高齢者までのすべての方

目的:「折り紙」という文化を用いて、老若男女幅広い世代で、人と人とのつながりが持てる、生きがいややりがいを持てる地域にする。

具体的取り組み概要:
①折り紙回収ボックスの設置や実行委員が折り紙作品の回収に出向いて作品を集め、その作品を地域の市立中学の学生が台紙に張り付け、壁掛けを作成して圏域内の病院、薬局等に展示する。
プロジェクトに賛同するすべての人が、それぞれの状況、状態に合わせて参加することができる。例えば、家から出ることが出来ない高齢者や障がい者等はできる範囲で折り紙を折り、その折り紙を地域の子ども達が回収する。その子どもたちを地域の大人が支援する等。
それにより「折り紙」を通じて誰かを支えているという生きがいを感じることができる。
②折り紙を使用したイベントを開催し、多世代交流を企画する。
これまでつながることのなかった地域の人と人とが「折り紙」をきっかけに交流することができる。

活動報告

【折り紙作品作成イベント】
内容:プロジェクト周知の為の作品を地域住民と共に作成をするイベントを開催。A3サイズの段ボールに地域住民が折った折り紙とプロジェクトロゴシールを貼り作品を作成。その他に自宅でも作品を飾れるようにカレンダーも作成をする。
参加者:地域の高齢者から子どもまで17名が参加
参加者の声:
・折り紙を作って貼るのが楽しかった
・子どもと楽しめた
・初めての体験でした
・あたまの体操になりました
・多くの人とやるって事は非常にたのしい
・自由なアートをする事が出来た

【プロジェクト周知の為の折り紙作品掲示】
内容:地域の医院、歯科医院、薬局、児童館、保育園に依頼。合計6ヵ所にイベントで作成した作品を掲示。定期的に作品の入れ替えを行う。
掲示場所:医院、歯科医院、薬局2ヵ所、児童館、保育園
効果:実際に作品をみた地域住民が折り紙の寄付をしてくれたり、折り紙作品を作ってくれたりと反応があった。

【紙飛行機飛ばし大会】
内容:自由に紙飛行機を作成しどこまで飛ぶかを競う。飛んだ距離に応じて、駄菓子や地域の高齢者施設や児童館で作成をした折り紙メダルをプレゼントする。
参加者:地域の子どもや家族を中心に79名が参加
参加者の声:
・紙飛行機を折るのは久しぶりだったので楽しかった
・子どもと一緒に参加できて良かった
・飛行機を飛ばすのが楽しかった
・またやってもらいたい

上記の活動を行っていく中で、折り紙作品を貼る台紙を地域企業から寄付頂いたり、新たに折り紙作品回収ボックスを置いてくれる保育園が現れたり、地域の商店が駄菓子の確保をしてくれたり、イベントのチラシを配布してくれる小学校だったりと賛同者が増えていった。

今後の展開

今後は、立ち上げ当初の目的であった、折り紙作品の販売を行い売上金を寄付し地域に還元をしていきたいと思います。しかし、今後プロジェクトが広がっていくにつれて現在の実行委員だけで活動をすることは難しいと考えている為、過去2回のイベントや周知活動で得た賛同者や協力者に個別に声掛けを行い、活動の中心となるメンバーを増やしていきます。また、中心メンバー以外に地域住民に折り紙を折ってもらう、折った折り紙の回収を行ってもらうなども考えています。
その他に、現在、地域内5か所に折り紙作品回収ボックス、折り紙回収ボックスを設置、折り紙作品を6ヵ所に掲示しているが、今後は設置場所、回収場所共に更に増やしていき、プロジェクトの周知を行っていきたいと思います。


添付資料