「地域助け合い基金」助成先報告
小さなお困り応援隊
大分県日田市助成額
150,000円(2024/05/16)助成⾦の活⽤内容
私たちの活動は、ご高齢者や障がいをお持ち方などの、ちょっとしたお困りごとのお手伝いを考えています。同じ町に住むもの同士で・・・出来る時に&出来ることを&だれかの為に・・・を念頭に進めて参ります。
やがてみんな歳を重ねます、①お互い様です、②ふれ愛を深めて、③活動を楽しく生き生きと、④優しく丁寧をお届け、そして、⑤ささやかなおせっかいも、の思いで取り組みます。
スタートに合わせて、
①活動服を準備したく思います。活動会員の連携の深化や利用会員さんとの安心の繋がりの印として位置づけしたく思います。
②次に、草払い機を2台購入したく思います。この地域は自然豊かな地域であり、家屋周辺部の雑草対策のお手伝いを想定しています。更に、ご高齢者のご家庭ではお墓の管理も難しくなっています。私どもで、雑草除去のお手伝いが出来ればと思います。
③助成金を要しない面も多々あります。私たちメンバーの「熱い心」で接して参ります。
この活動が、周辺の町へ広がることを願っています。
活動報告
私たちは、ご高齢者や障がいをお持ちの方の、お困りごと対策のお手伝いを始めました。
助成金を受けまして、ユニフォーム15着・草払い機2台を購入して活動を進めています。ユニフォームは、メンバーの活動への思いの一体性醸成や、利用会員さん宅への出入りにあたり、周辺者へ私どもの活動への理解をいただいており、大変有益だったと思っております。
草払い機は、活動依頼の多くが草切の依頼であり、大いに活躍をしております。
活動の具体例は、ご高齢者宅の玄関周りを中心に家周りの、草切りを多く作業しました。夏場は草の成長が早く、複数回の作業もありました。
障害をお持ちの方からの依頼は、草切りが数年出来ずに大変困っていたが、お願い出来て有難いとのお話を頂戴し、この一年の利用会員さん全てから、有難い言葉を頂きました。
そして、作業の終了時の、依頼者とのお茶懇談も交流の目的であり、「一寸 長かったかな?」との反省もありますが、何気ないお話も大切なものと承知しております。
活動会員からの声としまして、この夏は大変な暑さであり作業に懸命の余り、幾分オーバーヒートになり、以降の依頼時には、作業時間を早めたり、人員を増やしたり工夫しました。
私たち活動会員が、過労ダウンでは活動目的に沿わなく、併せて利用会員さんに大変申し訳ないことですので、大いに反省でした。
活動は、地域包括支援センターさんの広報紙にも取り上げて頂き、広く町の外にも知って頂きました。市の自治会連合会さんからもお話を頂き、大分県自治会連合会の役員研修会で、活動を発表する機会を得ました。
これを機に、活動会員・応援会員さんを増やして、利用会員さんの「小さなお困り事」の軽減に頑張って参ります。
又、日田市社会福祉協議会さんとも情報を交換し、当会企画へのご参加や社協さんの要請により、他地区へのアドバイスにも伺っております。
今後の展開
私たちが活動を進めようとしている事は、この頃まではご近所が日常的に、お互いにそして当たり前の事として繋がってきました。
しかし、お手伝いを要する人々が、なかなか声を出せないでいる様子から、私たちは行動を始めました。活動がスタートしたばかりですが、他グループさんの情報等も得ながら、さりげないお手伝いに励みたいと思います。たまには、ささやかなおせっかいもしようと考えております。
今後は、町の多くの方が、何かの形でこのような活動に参加頂ける姿を思い浮かべています。これからも、活動会員・応援会員の参加呼びかけに力を注ぎたいと考えています。町の福祉関係役員さんや、包括さんとも連携してPRを強化して参ります。
空き家が、近年は多くなって参りました。生活安全や環境改善等の面からも、所有者とも連絡を取り合って、私たちの活動が利用できるようであれば、早期の活動提供につなげたいと思います。
また、お墓の管理も頭を痛めている方々もあると思われますので、お手伝いが出来ればと思います。
私たちは、これらの活動を通して利用者さんとの会話を深めながら、笑顔の多い日々を共に創って参りたいと思います。