「地域助け合い基金」助成先報告

 大畑まぁるい会「芽吹き」

奈良県葛城市
居場所見守り生活支援移動支援

助成額

80,000円2024/07/05

助成⾦の活⽤内容

・地域内の65歳以上の高齢者、独居者を対象として、移動外出支援、生活支援を提供し、在宅生活の継続をサポートする。(病院等の送迎、買い物送迎、市役所への送迎、草引き、電球の交換、エアコンのフィルター清掃、室内清掃等)
・増え続けるボランティア依頼に対応する為に、スタッフの研修、教育等行い、組織の基盤強化を図りたい。
・定期的な勉強会や交流会の実施により、スタッフのスキルの向上に加え、地域住民同士のコミュニティ活性へと寄与する。
・小学生登下校時の立哨及び見守り活動。
・小学校、警察、市役所、PTA、自治会等、密に連絡を取り合って児童が安全に登下校できるように図りたい。

活動報告

助成金活用
運転協力者認定講習など研修受講費として活用する事で、高齢者の通院、買い物、社会参加の外出支援等の運転ボランティアの増員につながり、外出支援の依頼重複や待ち時間の解消につながった。
また、プリンターインクの購入など消耗品の購入により、チラシや勉強会資料をカラー印刷することができ、わかりやすく内容を伝えることができた。そして、会専用の電話回線など通信費を確保することができ、会員の皆さんから直接連絡を受け、随時、依頼受付など対応強化につながった。
※会員の送迎依頼や通院治療後のお迎え、社会参加の外出依頼に送迎の連絡等は会員の携帯から直接、会の携帯にすぐに連絡が取れるのでお迎えの時間短縮につながっている。

進めるうえでの課題
今後、会員数を増やすことについて役員で検討を重ねるが、「まだ運転できるから大丈夫」、「何かあったら子供がいる」等で会員増員になるのは時間かかりそうである。少しずつ増員出来る様に努力する。

今後の展開

※地域の中で支え合い活動の大切さを広めるため、案内チラシの配布や自治会、寿会、社会福祉協議会との連携を深め、会員の増加と担い手確保をはかることで、事業の安定、継続を目指します。
昨年12月3日「みんなでつくろう助け合いのまち」~住民活動発表会~にて、基調講演 目崎智恵子氏(さわやか福祉財団)の後、住民活動発表会で、大畑まぁるい会「芽ぶき」のマイカーボランティア&生活支援 有償ボランティアが地域においてどれだけ必要か、利用者が望んでいるか等を発表しました。閉会後、他地区や近隣社協の職員の人たちより立ち上げの仕方、活動のノウハウ等質問が多くありました。移動支援、生活支援など、必要な地域は多いためそれぞれの地域で支え合い活動が芽生えるようアドバイスや情報提供など協力していきたいと思います。

添付資料