「地域助け合い基金」助成先報告

 ちょこっとサービスたかの台

東京都小平市
移動支援その他

助成額

150,000円2024/07/26

助成⾦の活⽤内容

以前より社協主催の会合等で老人を中心とした一人住まいの住民、活動ご不自由な方の支援等、地域のお困りごとの手助けについて話題になっていた。福祉の精神で新規活動立ち上げということで有志の出資金をもとに発足、今回この資金の情報を得て応募を決意することとなった。月一回定例会を催し、会の運営について話し合いを行ってきた。

地元のボランティア活動の集まり等での告知から開始、当会の手助けが皆さんにお役に立つように活動するもの。その際の告知方法、利用会員からの連絡手段、活動の際の機動性を高めるために活用したい。(携帯電話、自転車、パソコン等)

活動報告

・「ちょこっとサービスたかの台(ちょこさ)」は地域のお困りごとを手助けすることを目的に発足しました。
昔は「向こう三軒両隣」と言って、貧しいながらもご近所同士で助け合ってきた良き習慣がありました。私たちはボランティアを通じてこの精神を大切にし、安心して楽しく暮らせる地域コミュニティを目指しています。この考えを小平市地域包括支援センターけやきの郷さんのご指導のもと発足しました。
・サービスメニューは1.電球交換、2.家具移動、3.粗大ゴミ出しとしました。
・当初は包括支援センターけやきの郷さん経由を中心に活動を開始しました。
・この約一年間には12件の依頼がありました。
・依頼内容は、蛍光灯交換、空き缶回収、家具移動、落ち葉処理、廃材処理等(写真ご参照)。
・当初のサービスメニューとは違う依頼もありましたが許容範囲と考え対応しました。
・依頼人の反応。一人住まいの身としてとても助かった、大勢で来ていただき、あっという間に完了、ありがたい、お手伝いしていただく人の元気で明るい気持ちになった。落ち葉拾い⇒来年も来てほしい
・感想:一人生活のお年寄りが意外と多く買い物等ご苦労されています。軽い認知症の方もおられ「見守り隊」的にも我が会は重要かと考えます。
・課題:専門業者等でしかできないことを要求された場合にどうするか⇒大きな木の伐採、知識が必要な電気関係のお手伝い、蜂の巣の駆除、車の利用依頼等
※いずれにしても毎日の生活に困っている方は多くおられます、社協を含めた行政がいかに情報を収集して対応することが大きな課題と考えます。
・地域のセミナー等への参加:「地域活動交流会」(小平市地域包括支援センターけやきの郷主催)に参加し当会を紹介。「小平西地区地域ネットワークの懇談会」で当会の活動内容をアピール。講演題目「ちょこっとサービスでコミュニティの再生を!」

今後の展開

◎当会の今後の展開について
・当会が活動を始めて約1年半、現在は包括支援センターからの情報を中心に行っていますが当会を本当に必要と考えておられる人に使ってもらうのが当会の目的です。
⇒そのために何をすればよいのか 告知の徹底(チラシ(別紙)の活用、地元自治会、老人会等への働きがけ)、人のつながりを大切にすることが大切と考える(情報入手の決め手)
・現在は電球の交換、家具移動、粗大ゴミ出しを主なメニューにしておりますが、その他のノウハウを吸収して対応するメニューを増やしたい。
・会員は現在10人です。会員の増強をはかり案件の情報入手を行いたい。
・今後も欲張らないで活動を続けたい。

添付資料