「地域助け合い基金」助成先報告
ふくおかおもちゃくらぶ
福岡県東峰村 ウェブサイト
助成額
137,000円(2024/08/08)助成⾦の活⽤内容
<2024年7月以降の「おもちゃの広場」開催予定>
2024年 7月28日 久留米シティプラザ・カタチの森
2024年 8月24日 久留米「じじっか」
2024年 10月20日 久留米シティプラザ・カタチの森
2025年 1月26日 久留米シティプラザ・カタチの森
私たちが開催する「おもちゃの広場」と一般的な遊戯施設や子育て支援センター等との違いについて考えてみました。 大きな違いは子どもさんや親子の遊びに家族以外の大人が関わることだと思います。最近の社会情勢の変化から核家族化によって、 おじいちゃん・おばあちゃん、親戚の大人、近所のお兄さん・お姉さん等と遊ぶ機会が減り、また犯罪の多様化によって、知り合いでも行事などが無い限り関わることが少なくなってしまいました。子どもたち、そして親も安心して家族以外の大人と遊びやおもちゃを通して関わるという体験が出来る場を提供していきたいと思っています。また私たちのグループは高齢者が多く、高齢者の居場所作り・活躍する場にもなっています。
活動報告
子どもにとっての遊びの意義ですが「遊びは子どもの成長・発達(5領域に示される健康、人間関係、環境、言葉、表現)にとって車要な役割を果たすもので単なる娯楽では無い」とされています。私たちは当初「福岡おもちや美術館」の「おもちや学芸員ボランティア」の仲間で活動を始め、更に他ボランティア団体の知人や子育てマイスター講習で知り合った方などもお誘いして「おもちゃの広場」を通して独自に子ども達に関わりを持ちたいと思い活動しています。昨年度は久留米市との協働として久留米シティプラザ・カタチの森での「おもちゃの広場」を4回開催し延べ550名の子ども達およびその保護者の皆様と一緒に遊び・遊びをレクチャーし・ワークショップで手作りおもちやを作成したりして楽しみました。
またご縁のあった日田市の学童保育で「おもちゃの広場」を開催し夏休み最後の思い出作りをしてもらいました。
久留米市では一人親家庭の親御さんたちが放課後デイサービス・子ども食堂として頑張っておられる「じじっか」さんの子ども達に2回「おもちゃの広場」をプレゼントすることが出来ました。
どちらでも大切なことに気づかせてもらいました。それは遊びの前にきちんと話をしてお約束(遊びの心構え)を説明しておけば子どもたちは遊びからお片付けまで見事にきちんと出来ることでした。
活動を続けていく中でボードゲームの活動をされている女性お二人と子育てマイスター講習でお会いした女性お一人にメンバーに加わって頂き一緒に活動に参加して頂きました。
活動は子ども達のために!しかし子ども達から頂く物の方が多いのがこの活動だと感じています。
今後の展開
私達は会社組織ではなく、あくまでも有償・無償のボランティアですので関わることが出来る子どもの数にも限界が有りますが、今年度も久留米シティプラザ・カタチの森で3回、嘉麻市の木育イベントで2 回、さらに日田市の学童保育や久留米市の「じじっか」さんでも「おもちゃの広場」を開催したいと計画しています。またメンバーが関わっている筑紫野市の多胎児グループ「まんまる」さんの「おもちゃの広場」に協力する予定です。