「地域助け合い基金」助成先報告
越谷市ボランティア連絡会 声のおたより
埼玉県越谷市 ウェブサイト
助成額
149,000円(2024/11/07)助成⾦の活⽤内容
市内在住の視覚障がい者の方へ、行政などからの情報ー広報紙「広報こしがや」「社協だより」「ゴミカレンダー」、要請があれば「福祉ガイド」」選挙(市会議員)公報等を音声化し、希望のある方にCDを作成し、お届けしたい。
音声データの作業にはパソコンを使用し、データ録音を編集しCDを作成。そのCDを発送するまでを行うのでパソコンは必須です。
今後も同様の活動を継続させていきたいと考えています。
活動報告
当会は音訳ボランティアとして、長年視覚障がいのある方に向けて、主に行政からの情報を音声データ化し、デイジー図書としてCDを作成、利用を希望する方々にお届けしてきました。
そのためには、専用ソフトを入れるパソコンが必要です。
行政からの情報の発行日や会員の移動可能日の調整などから、チームを組んで効率よく活動するためにパソコンは最低6台必要です。
しかし、これまで使用してきたものは相当な年数が経過しており、移動速度も遅く不具合が生じているために、ボランティア連絡会の方々に相談し手助けしていただいてきました。
それでも限界を感じており、完全に壊れる前に新しいパソコンを導入しなければと考えていました。
今回この助成金をいただき、新たにパソコン一式3台を購入できたことにより、今後も当会の活動を継続していけるという大きな原動力になりました。
行政等からの情報は毎月更新されています。また、定期的な情報だけではなく年度が変わることにより変更が生じる公的なことについても、視覚障がいのある方も公平に、同じ情報を得られるように手助けできればと考えています。
利用されている方々のあたたかい声や、音訳ボランティアのメンバーが、決められた日に集い、1日で仕上げてCDを発送し、迅速にお届けできることに意義を感じています。
これからも利用される方がいる限り、可能な範囲で要望にお答えし、活動を継続させていきたいと思います。
今後の展開
音訳ボランティアとして当会を52年前に立ち上げた友人の方々の活動を絶やすことなく引継ぎ、時代に合わせて常にレベルアップし継続させていきたいと考えています。
活動している会員の高齢化が進んでいますが、ボランティア会員募集の案内を広報紙に掲載していただいたり、公共施設にチラシを置いていただいたりし、常に一定数の会員を確保できる体勢を維持していきたいと思っています。
それとともに、地域の広報紙や公共の施設の掲示板などに、私たちの活動内容や利用の仕方などを、これまで以上に発信していきたいです。
また新たに、視覚障がいになられた方や他の地域から転居された目の不自由な方にも、広く利用していただけるよう努め、これからもこの活動を発展させていきたいと思います。