「地域助け合い基金」助成先報告

 田村地区第2層協議体

福島県郡山市
居場所生活支援

助成額

90,000円2024/12/12

助成⾦の活⽤内容

田村地区第2層協議体にて集まった地域の意見を基に、田村町で取り組めること・取り組みたいことを話し合い、ベンチ作りに取り組んでみることとなりました。
参考にした意見としては、「最寄りの小売店まで1キロ程あり、道中に休める場所がなく縁石に腰掛ける高齢者が多くいる」「外に出る機会の少ない男性も誘いやすい催しがあったらよい」などがあります。
田村町は東西に17㎞あり、総面積91.73平方キロメートルある地域で、路線バスの廃止、地域商店の減少から移動に関する問題は常に抱えています。移動支援として、バスを走らせたり、地域住民で乗り合いしたりできる仕組みを作ることができれば最善の策であると考えられますが、今すぐに実行することが困難であったため、今できることとして休憩場所の確保をしていきたいと考えました。
京都市伏見区で行われている「とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト」を拝見し、田村町でも継続できる活動にしていきたいと考え、地域の企業に協力依頼をし、材料や場所の確保を目指し、活動を進めています。作成場所や設置場所に関しては賛同を得られた行政区に協力してもらうこととなりました。また、地域にある木材店より木材を寄贈していただけることにもなり、地域企業の賛同も得ることができました。
その他に必要な金属類(釘等)やボンドなどの費用の捻出に苦戦し、助け合い基金を活用させていただきたいと考えました。
活動を進める中で、賛同いただける方が少しずつではありますが、増えてきています。これまで、地域行事に参加しなかった方からもできることがあればと声を挙げていただきました。こういった催しを開催することで、これまで交流がなかった方と関わることができればと思っております。
また、ベンチを置くことでこれまで交流を図れなかった方々の井戸端会議の場へと活動が発展し、住民の繋がりが広がっていけばと考えています。
継続性としては、地域企業へ出来上がったベンチを実際に見て活動の有意性をご理解いただき、今後協賛をいただけるようSCと協力し企業訪問を行いたいと思います。

活動報告

田村地区第2層協議体で地域の交流の希薄化、地域の移動の問題が挙がりベンチづくりに挑戦することとなった。担い手を確保することに苦労したが、普段地域活動にあまり参加していなかった方が、大工の経験があるとのことで一緒に活動することができた。
また、多世代での交流がないため小学生にも声をかけることとなり、SCにアドバイスにより夏休み中の児童クラブの行事に組み込んでもらい、地域の高齢者との交流を持つことができた。
4台のベンチを作成することができ、地元企業、集会所に設置をすることができた。
また、ベンチ作成を通じて高齢者と小学生の交流が生まれ、その中で「ボッチャ大会など、世代を超えて一緒に楽しめる活動にも取り組んでみたい」という意見が住民から寄せられた。こうした声を受け、今後の多世代交流の促進を目的にボッチャの整備も行っていく。

今後の展開

田村地区では、住民が気軽に集い、交流できる場づくりを進めています。
手づくりベンチの設置をはじめ、今後はボッチャなどのレクリエーション活動も予定しています。
「ちょっと寄ってみる」「少し話してみる」そんな小さな一歩が、地域のつながりを大きく育てていきます。
 田村の新しい交流の輪に、ぜひご参加ください。

添付資料