NPO法人 アジアキッズケア

助成額

助成⾦の活⽤内容

＜対象者、目的＞　
○　孤立・貧困・居場所のない子供と家族、高齢者、外国人、障がい者等の社会的弱者に対して、ボランティアが協力して調理した心と体が元気になる食事・食材及び温かく安心できる居場所を提供し、物的・心的ケアを行いながら健康生活の回復を図る。また、こうした支援活動を通して、地域連携を図りながら互いに助け合い支え合う共生社会の基盤づくりを行う。
＜実施内容＞
〇孤立・貧困・居場所のない子供と家族、高齢者、外国人、障がい者等の社会的弱者に対して、子ども食堂を毎月2回開催(第2・4土曜日)し、高齢者や高校・大学生等のボランティアが協力して調理した食事（会食）や食材等を提供する。
〇 老若男女のボランティアが困窮する人々のために協力して支援する活動を通して、参加者全員が笑顔や感謝等を共有し、互いに支え合い助け合いながら生きがいや自己肯定感を感じる共生社会の基盤づくりに取り組む。
〇親子一緒に楽しむレク（絵本の読み聞かせ等）や農業体験の実施、音楽コンサート等のイベントの開催、ICTを活用した家庭学習支援等を行い、困窮する子供と家族及び地域の方々の楽しく安心できる居場所を提供する。
〇地域住民とともに「もったいない、物を大切に」の日本文化を継承しながら、フードドライブ等のＳＤＧｓ（食品ロスの削減等）を実践して「貧困」の課題解決を図るとともに、自主防災組織と連携し地域の安心できる防災拠点づくりを推進する。

活動報告

＜子ども食堂を通した支援活動＞
○開催日：毎月第2・4土曜日11:30～13:30
○支援対象者：地域の孤立・貧困・居場所のない子供と家族、高齢者、外国人、障がい者等

＜活動目的＞
①地域の社会的・経済的弱者に対して、ボランティアが協力して調理した心と体が元気になる食事・食材及び温かく安心できる居場所を提供し、物的・心的ケアを行いながら健康生活の回復を図る。
②支援活動を通して、地域連携を深めながら互いに助け合い支え合う共生社会の基盤を培う。

＜活動内容、支援の取り組み＞
①高齢者や高校・大学生等のボランティアが協力して調理した食事（会食）や食材等を提供
②受益者と支援者が笑顔や感謝等を共有し、互いに支え合い助け合いながら生きがいや自己肯定感を感じる共生社会の基盤づくり
③親子一緒に楽しむレクや農業体験・音楽コンサート等のイベントの開催、ICTを活用した家庭学習支援等を通して、困窮する子供と家族及び地域の方々の楽しく安心できる居場所を提供
④地域において「もったいない、物を大切に」の日本文化を継承し、SDGｓ(食品ロスの削減等)の実践による「貧困」の課題解決、さらに自主防災組織と連携し安心できる防災拠点づくりを推進

＜取り組む中での課題＞
○長期的な経済的な基盤が弱い、野菜・食材等の高騰への対応に苦慮した(食事の質量等の低下はしない)
○後継者及び人材育成、若い世代への事業継承
○地域全体に活動が広がっていくための広報活動(受益者･支援者の両面において)

＜参加者の声、新たな協力者の状況＞
○毎回、100名を超える来場者からの「とても美味しかった」「いつも楽しみにしています」「ありがとう。ごちそう様」等の温かい声掛けに、調理やおもてなしをするボランティアも笑顔になり、受益者と支援者双方の心も体もホカホカになり、笑顔や感謝の心が連鎖して相乗効果を生み暖かい居場所になっている。
○若い世代の高校・大学生等のボランティアが高齢者の方々を「師匠」と呼んで調理方法を学びながら、老若男女が一体となって支援活動に取り組む中で異世代間の交流が深まっている。
　 　 　 　

今後の展開

本事業の推進に当たっては、下記の団体からご支援をいただくと共に、地域の皆様のご協力を得て子ども食堂を開催することができたことを心から感謝いたします。今後もこれらの支援活動を継続するとともに、事業をさらに地域全体に広げながら発展させていきたい。
＜地域の団体等との連携＞
〇松山市役所こども家庭部こどもえがお課(子ども食堂の活動紹介、関係情報提供、支援相談、広報協力等)
〇松山市子ども食堂ネットワーク(松山市内子ども食堂の連携、フードバンク・食材等の提供)
〇マルナカ・チェーンストア(店舗でのフードバンク・フードドライブ等の協力)

＜今後の目標＞
・支援活動を推進する運営費等の財政基盤強化、支援活動の参加者増のための裾野拡大
・困難を抱える方々への情報提供、団体HP及びSNSやボランティア情報サイト等の広報の充実
・長期的な展望に立った人材育成・事業継承
・社会全体を巻き込みつつ、地域社会の活性化や共生社会を実現していく社会貢献力の向上

添付資料