「地域助け合い基金」助成先報告
学童保育猫の手
大阪府大阪市都島区 ウェブサイト

助成額
150,000円(2025/02/20)助成⾦の活⽤内容
学童保育にて、登録児童以外の地域の子どもたちや保護者の方々にもオープンにしたイベントを開催します。周辺にない習い事やイベントを開催します。また、保護者にとっての子育て・家計の向上に役立つような講座を開催します。
実施する目的は、周辺にない習い事をすることで、子どもたちが普段できないような豊かな経験や興味を持てるようにすることです。
講習を実施する効果としては、子どもたちの豊かな体験と、地域のママ友・保護者同士のコミュニティの醸成です。
実施するイベントは、こども向けには「リトミック教室」「演劇教室」「絵画教室」を行います。親子向け・保護者向けには、「歯磨き講習会
「家計管理講座」「資産形成のための金融講座」を実施します。
講師は周辺地域に住んでいる方で、音楽講師、デンタルクリニックの歯科衛生士、劇団の団員、の方をお招きし、当学童保育所にて実施したいと考えております。
活動報告
登録児童以外の地域の子どもたちにもオープンにしたイベントを実施しました。絵画教室、音楽系の教室が周辺にないため、月1回程度でも子どもたちが専門的に学べるイベントになるよう、実施しました。
実際に実施したイベントは子どもたち向けには「リトミック教室」「演劇教室」「絵画教室」です。親子向けとして、「歯磨き講習会」も行いました。
難しかったことは、知り合い周辺よりも範囲を広げて参加者を集めることです。
やはり、学童自体の認知度もあり、Instagram等でビラを出したりしていても、勝手に人が集まることはなく、知人のつてを辿って連絡をしてイベントの告知をしたり、イベントのビラを周辺のよく人が集まる場所でまいたりしました。また、地域の保育所等にもビラを置いてもらい小学生以外にも範囲を広げてイベントに来ていただきました。
地域のお知り合いの企業様にも連絡し、職員の方で子育てをされているママさん方にも紹介していただいたりしました。
イベントを実施した結果、ママさん方から特に、子ども達が嬉しそうであったという感想を多くいただき、リピーターとしてその次以降もよく参加してくれるようになる子もいました。
保護者様方同士も、子どもたちの様子を見ながら子育てや地域、学校について様々お話しされており、地域の中で子どもたちやママさんたちにとっていいコミュニティを作れる契機になったと思います。
お近くにお住まいの何度か参加してくれたご家族が、後にはお友達も連れて来てくれるようになりました。楽しい企画を作れると、お友達を連れてきてくれることによってその輪がが広がっていくということを感じました。その後はできるだけみんなにお友達も連れてきてもらえるようにと声かけをしています。
そして学童保育の隣に住んでいる高齢夫婦や、賃貸のオーナーの方が自治会の会長や校区の小学校の校長先生ともお知り合いで、地域の祭りでご挨拶をさせていただくようになり、イベントについてもお伝えできたりしました。今後の地域での活動に生きてくるのではないかと思っております。
また近くの銭湯にイベントのことを伝えたところ、絵画教室で使えるような、牛乳パックやキッチンペーパーの芯などを大量に譲ってもらうようになり、地域のつながりによって活動が支えられていることを実感しました。
今後の展開
本地域周辺にはない習い事等に関わるイベントや保護者にとっての子育て・家計の向上に役立つような講座を開催しようとしています。上半期では講師と調整できず実施に至れませんでしたが、家計管理講座等子育てに役立つイベントも開催し、ママ友・保護者同士のコミュニティ作りの場にもしたいと考えております。
このようなイベントを実施する目的は、周辺にない習い事をすることで、子どもたちが普段できないような豊かな経験や興味をもてるようにすることです。これまで実施したイベントでも参加してくれた子どもたちから「楽しかった」「また参加したい」「帰りたくない、もっとやりたい」というような感想をいただいております。
今後実施するイベントは、「リトミック教室」「演劇教室」「絵画教室」「理科実験教室」「家計管理講座」「資産形成のための金融講座」等です。
子どもたちが豊かな経験を積める楽しい居場所作りを今後も引き続き行い、その輪を広げていきたいと思っております。