「地域助け合い基金」助成先報告
ゆるりふらっと町づくりプロジェクト
岡山県岡山市北区 ウェブサイト
助成額
120,000円(2025/02/28)助成⾦の活⽤内容
基本のカフェは毎月1回定期開催一人100円 季節の飲物と茶菓子付き 専門職へ相談や当日のイベントへの参加
介護,認知症、健康寿命に関わる豆知識を盛り込み楽しく歳をとる内容で学びと笑いのあるカフェ
季節の飲物や茶菓子でおもてなし 学びのある有意義な交流を目指す
認知症カフェとは別枠で、地域の介護カフェ活動の広報を含めほかのエリアでもイベントを開催。
①移動カフェ
・定期開催の場所に来れないエリアの方の要望に応える移動カフェ
一日限定でゆるりふらっと介護カフェを自主開催 35名参加 町内会より来年も,開催してほしいとの声あり。参加者を募るためにおもてなしをすると赤字なので資金が必要。
・在宅調剤薬局とコラボ開催 地域活動を共に行いたいとの事でオファーを受け年2回開催
②笑いヨガ
・笑いヨガリーダーによる心の底から声を出して笑う体験と苦笑いでも脳は楽しいと疑似感覚になるので嘘笑いも効果ありなど一人暮らしで声を出してもらわない方に好評の講座。
③認知症への関心を高める活動
認知症をテーマにした映画の自主上映会を2025年1月30日,2月1日に,2か所で上映。定員60名1人鑑賞代1000円としている。
映画上映権55000円チラシ代など映画会社に60000円を支払う予定。参加者集めに奮闘中。
④老いと演劇で監督を務める菅原直樹さんをお招きし、2月20日演劇の手法による認知症体験ワークショップ開催
参加費1人1000円 講師料30000円 参加者集めに苦戦中
以上の年間イベントをすべて無報酬でボランティアで行うが、活動費用のなかの講師代や映画上映費用は高額であり、
参加人数が少なければ支払いが厳しい状況。
活動報告
<どのような活動ができたのか>ゆるりふらっと町づくりプロジェクトは、さわやか福祉財団からの助成金の支援を受け、ケアマネジャーをはじめとする支援職がスタッフの中心となり、月一回の認知症カフェや地域の方がゆるく繋がれる場所、イベントを企画、運営しています。誰もが気軽に立ち寄れる介護相談の出来るカフェは、岡山市の認知症カフェとして3年目が経過し、地域に定着しつつあります。2025年度は出張移動カフェも含め16回開催し、参加者延べ人数で250名の地域の方々が参加されています。
大きなイベントとして、若年性認知症をテーマにした映画上映会(R6.1)、老いと演劇ワークショップ(R6.2)、多世代交流をテーマにデコレーション巻きずし作りのイベント(R7.1)も開催し、こちらの3つのイベントは合計150名を超える方の参加がありました。
地域包括支援センターや公民館、介護事業所、社会福祉協議会などに広く告知し『認知症になっても安心して暮らし続ける町づくり』を目指して活動を続けています。
〈どのような人に対して、どのような取り組みができたのか〉
参加者の平均は75歳前後の方で、自身がこれからも健康長寿で生きがいをもって過ごしたい人、現在配偶者の介護している方、親の介護が迫っている60代前後の方、地域包括支援センターからの紹介で家族と一緒に来られた方などが主な参加者です。第3木曜日2時間の定期開催の『ゆるりふらっと介護カフェ』では、ふらっと気軽に立ち寄れる親しみのあるカフェをコンセプトに、公民館の広いロビーをお借りして開催しています。
テーブルに花を飾り、ドリンクメニューを工夫し、季節の飲物や地元の和菓子などを提供しています。
新たな出会いや交流はもちろん、介護医療分野の専門職8名のスタッフが提供する笑いヨガ、体操、音楽会、フラワーアレンジメント、防災、介護保険の学習などが学びながら楽しめるプログラムなっています。スタッフは各月担当で、自分の趣味や本業を生かした内容で、日々の暮らしに役立つ講座や、体操、季節のイベントなどを組み合わせ高齢になってもワクワクできる!時間を提供しています。
〈参加者の声〉年度末に実施した参加者アンケートの結果からは、気軽に参加できテーマが毎回違うので楽しい。色んな人と話せて楽しい。人生で一番笑った。家では一人なのでここに来ると楽しい。初めてでも話しやすい雰囲気があった。認知症予防について勉強になった。などの声が寄せられました。
これらの声から、認知症や介護の情報提供の場にとどまらず、孤立予防や地域のつながりを育む居場所、介護予防、健康長寿、認知症予防の側面でも役割を果たせていると確認できました
<取り組む上で何が課題だったか・すすめるうえでどのような苦労があったか>一方で、スタッフは完全ボランティア活動の為、自らの本業の合間を縫っての活動となっています。イベントや講座の事前準備等負荷を最小限にするために、年度末にミーティングを重ね次年度の年間予定をしっかり組み立てることで、自分の担当月に合わせて個々に準備を進めることが出来ました。細かいやり取りはグループラインで確認しています。充実した内容、カフェにするためには当然経費がかかるので、助成金があることは、アイデアが実現しやすくなり大きな励みになりました。関わるスタッフ自身がこの活動自体を好きじゃないと出来ないことだと感じました。活動を続けることが大切なのでスタッフ同士の繋がり、信頼関係も大切にしています。
〈新たな協力者の状況〉2025年度新たに取り組んだことは、近隣の5中学校区の認知症カフェ6か所がチームとなり、夏祭りに出店(2025.7)したり、認知症サポーター養成講座の開催や寸劇を披露(2026.1)したりするなど、一体となって認知症カフェの啓発や地域に発信しました。チームでの活動はお互いのカフェ運営の相談や相互協力ができ、活動を継続するための一助になっています。
〈代表者の思い・気づき〉私たちは大きなバックアップもない市民ボランティア団体です。活動を続けることは、スタッフ一人一人にエネルギーが必要です。代表者としては、自分自身ももちろん、スタッフも燃え尽きない様、趣味の延長のように自分も楽しむことをモットーに末永くこの活動に参加してもらいたいと思っています。スタッフの誰か一人に負荷がかかることのないよう、お互いを労い、良かった点のほめ合い、この活動がエネルギーチャージとなるよう願っています。今後も地域に愛される活動として関係機関との連携を深めていきます。
今後の展開
この地域で暮らす一人として、将来高齢者になる自分たちの為にも活動を継続し、次世代にも繋げていきたいと思っています。介護保険の仕組みや制度は学校では習いません。高齢になってから考えよう、親の介護が始まったら勉強しよう、では遅いのです。先手必勝!!認知症の初期症状や、自宅でできる介護のこと、制度や地域の介護事業所の情報など、事前に知識を持つことが大切です。今後は法人、企業様と繋がり、介護勉強会や福利厚生として個別の介護相談など、私達介護医療福祉の専門職の活躍の場が出来ればと考えています。
添付資料
