「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 やさしいくらし企画
埼玉県草加市 ウェブサイト

助成額
148,000円(2025/03/14)助成⾦の活⽤内容
親子の居場所として孤立、不安な子育てを支える活動。暮らす地域のつながりを生み育てる場として、毎週月曜日に開催する「みんなで食べる赤ちゃん食堂」を継続していく。
草加市の八幡町には、産後の幼稚園入園前までの小さな乳幼児を連れて遊びに行ける場所がないため、良質な木のおもちゃをそろえ、育児を経験した先輩ママや保育士、看護師、助産師、ベビーマッサージ、タッチケア講師など様々な人間関係の中で豊かな交流を生む場が必要である。
私達が目指す「赤ちゃん食堂」では、まず野菜中心の安心で安全な乳幼児とそのママの昼食を提供している。その中でママ同士、子ども同士の関わり、情報交換、不安や悩みの共有、精神的なつながりから安心できる親子の居場所として機能できるようになっている。
活動報告
私達は木のおもちゃを揃えた親子の居場所を開いています。その中で利用料がハードルとなり一部の金銭的な余裕のある家庭や子育てにアンテナを張った家庭の利用に限られている傾向がありました。
今回の助成金にて、毎週1回月曜日の「みんなで食べる赤ちゃん食堂」を開催したことは、利用者の枠を拡げ参加者間の交流を含め毎回の賑わいを生みました。
献立は、普段お母さん方が作らないような和食の身体によいものを取り入れました。出汁をとり、薄味のできるだけ無添加、昔から伝わる家庭の味を大切にしました。例えば、乾物の切り干し大根やひじき。
高野豆腐、春雨、さくらえび、ごま。みんなで食べるからこそ美味しい、手巻きずしやそうめん、パンケーキなどを用意して好きな具をそれぞれに楽しんでいただくこともしました。すると、「どうやって作ったのですか?」「レシピを教えて下さい」「いつもは野菜を食べないのにたくさん食べました!」
「私の分まで食べてしまいました笑」等嬉しいご感想を頂きました。
月曜日に開く「英語の日」や「これから必要なお金の話」も参加して頂くこともあり、子ども食堂だけではない、子育ての情報の共有もできました。
週に一度、毎日毎食小さなお子さんの育児に一生懸命なお母さんが「ほっと一息つける安心の場」を提供できたことは、地域の子育てのつながりを強くし、子育てを地域で応援することが微力ながらできたのではないかと思っています。
始めた頃は、参加人数が少ない時もありましたが、今では10組以上の参加となり嬉しいです。スタッフの協力やボランティアで調理のお手伝いもありマンパワーも増えました。加えまして草加市や越谷市の市議会議員さんに見学に来ていただき、直接お母さん方の声をお伝え出来たこともとても喜ばれました。
「みんなで食べる赤ちゃん食堂」開催をきっかけに新しい交流やより子育てにやさしい街づくりへと進化していける手ごたえもありました。今後も継続して安心して子育てのできる街の一助となるよう頑張ります。
開催回数
2025年3月5回、4月4回、5月3回、6月5回、7月3回、8月3回、9月4回、10月3回、11月2回、12月4回 1月2回、2月3回、3月3回
計44回(毎週月曜日 祝日・お盆・年末年始お休み)
今後の展開
私達法人は今後も地域で継続して活動していくために大きな決断をいたしました。6年間「シェアアトリエつなぐば」(アパートをリノベーションした1階がカフェ、2階が美容室と親子の居場所がある様々な方が利用・交流できる場所です)にて活動して参りましたが、この4月からその場を出ることにしました。
私達が大切にしてきた「孤立や不安な子育てを支える活動」を一歩前進させるために、子育て支援と産後ケアを兼ね備えた居場所をつくることを目標にしたからです。草加市には助産院がなく出産できる産院が2か所しかありません。お母さんに必要な産後ケアのできる場がなく、近隣の自治体へと出向かなければならないのです。産後ケア・子育て支援(あそび場)はそれぞれ単独で存在していることが多く、共に一つの場所にある事は稀です。私達が行ってきた居場所づくりのその先に産前から来れて産後の孤独を感じずに子育てのコミュニティに関わることが出来る場があると考えています。今後はもっと草加市行政と協働し、もっと広く市民の方に伝わる活動をしていきたいと思っております。
「みんなで食べる赤ちゃん食堂」親子の居場所は4月より無料でスペースをお借りできます。
事が決まりまして、新たな場所にて4月13日月曜日より再開いたします。
添付資料
