「地域助け合い基金」助成先報告
居場所サロンTess.
茨城県東海村 ウェブサイト



助成額
150,000円(2025/03/14)助成⾦の活⽤内容
那珂郡東海村にて居場所作りを行っています。多世代が交流できる場、認知症の有無に関わらず、誰ひとり取り残されることのないよう孤立防止し、ケアラーや子育て育児のリフレッシュ、いやしの場としてイベント開催や交流会を行っている。内容としては、誰でも参加ができる手作りみそ教室、お茶会、手ごね石鹸作り教室、食育、環境保全活動の講演会の実施、フードバンク、譲り合いバンク(お野菜、食品、日用品、衣服を募り無償提供)実施、子ども食堂(とうかいみんなの食堂)の開催、令和7年4月から環境保全活動(ビーチクリーン、河川美化)の実施予定。令和7年8月からフリースクール(不登校支援)開催準備中。
現在活動中の交流イベント、子ども食堂の継続のために助成金を充てていきたい。子ども食堂では、50食、30分足らずで完売となり、たくさんの地域の方々へお届けしたい気持ちがあり、今後食堂を増やし会食の場を提供したい。
活動報告
助成金を活用できたことにより、東海村で2年に一度行われている福祉祭りへの参加が可能になり、食事の提供だけでなく、体験格差を減らしていくためのイベント形式の体験コーナーの設置を設けたり、他のボランティア団体との繋がり、交流も生まれました。
地域の方々や子供、親子、高齢者、沢山の方に新しい居場所作りを楽しんでいただけました。
エンジョイサマースクールでは、東海村総合福祉センター絆の場所を使用させていただき、皆んなでおにぎり作りとスイーツ作りの体験、会食ブース、親子でリラクゼーション体験コーナー、譲り合いバンクコーナなど福祉の心がつまった地域交流、多世代交流の場を開催することができました。
いずれも高校生、大学生のボランティアさんも参加され、子供達の体験、経験の場にもなったのではないかと思います。
課題としては、開催までの準備品をまとめておく場が不足しており、物置などの場所があれば物のまとまりができ、もう少し円滑に進んだのではないかと思っております。
もう1点は、今後の不安が拭えないこと、資金面です。
今回は助成金が採択され、活用させていただけたことで、地域の子供から大人までみんなの居場所作りが可能となりました。
やはり、継続していくことでより交流が深まっていくと感じております。
次回は東海村からの打診を受け、環境フェスタにて開催することになりました。
もう一度資金繰りからの挑戦です。
私達の団体は、東海村から「福祉の心」を広めていく活動を今後も継続していきます。
他人ごとから自分ごとへ、少しの意識で人を思う福祉の心が育まれていくのではないかと思っております。
今回は、助成金を通じて、ご支援ご協力をいただきまして心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今後の展開
現在、居場所サロンTess,、とうかいみんなの食堂、環境活動団体ibarakiBlueEarthを運営しており、全てを統括した「インクルーシブとうかい」を発足いたしました。
地域に根付いた福祉の活動、福祉の啓発を継続しつつ、細かなニーズに対応できる仕組み作り、循環していく仕組みを考えながら、誰もが取り残されない社会を作っていきたいと思っております。
課題となっている、不登校、環境問題、動物愛護、全ては福祉に繋がっています。
一つ一つ目を背けず、課題解決の糸口を探りながら、福祉活動を継続していきます。