「地域助け合い基金」助成先報告
一般社団法人 地域つながりサポート
大阪府門真市 ウェブサイト


助成額
150,000円(2025/04/09)助成⾦の活⽤内容
地域の高齢化に対して、見守り対策を考える中で、スマホ講座を通じて地域の居場所を作ることと、離れても連絡が取れる人とグループを増やすことが重要だと講座を実施してきました。
今まで来られている方と違う参加者を増やすためには、新しい場所、新しい講座の内容を実施することが必要だが、予算がすぐに確保できず限られた範囲でしか活動をできない状況を、この基金を活用することで更に多くの地域の高齢者に活動を知ってもらえることにつなげていきたい。
活動報告
当初から、月に1回のスマホ講座「今さら聞けないLINE講座」を実施しておりましたが、参加者より「LINE以外の講座を実施してほしい」「会場が遠くて講座に継続して参加できない」「いつも予約がいっぱいで参加できない」という声がありました。
第1層の生活支援コーディネーターに相談し、新しい講座の内容と、会場を増やすことで、新しい参加者の増加と、地域の居場所を増やす取り組みとして準備を行いました。
内容については、今までの参加者のアンケートをもとに作成し、見やすさ、どのスマホでも実践できることを意識しながら、内容を相談し作成を行いました。
広報でも募集を行った結果、1回目の参加から、定員の10名を超えて12名の募集があり、半数の方が初参加の方でした。
また、今までの講座は、市の取り組みの平等性を優先し、次回の予約ができない状況です。
次の講座に来たくても、抽選で席が埋まって参加できない、と言う声もあったため、
次回予約も可能にしたところ、9割の方が次回の参加も希望してくださりました。
繰り返し同じ方が通いながら、新たな地域の居場所づくりの一歩として、他の地域にも展開して行きたいと思います。
今後の展開
私の考えるスマホ講座の目的は、スマホを覚えるだけでなく地域にお住まいの高齢者が、外出するきっかけを作り孤独と詐欺被害をなくすことを目的とした、地域とオンラインの2拠点の居場所づくりにつなげることです。
講座を続けてきた中で、日常生活に欠かせないスマホの使い方を家族に相談すると「怒られた」と言う体験をされた方が多いです。スマホについては、第3者の方が相談しやすいものと、繰り返し関わることで、参加者とのつながりもとても深くなることができると思っています。
教科書を活用することで、誰でも教えることができる講座を目指し、地域のつどい場づくりの1歩として各地域に広げて行きたいと思っています。
高齢者の孤独をなくすための活動としてお役立ちできることや、ご一緒に取り組めることがありましたらぜひご連絡ください。