「地域助け合い基金」助成先報告

 フードパントリー&WAIWAI 井戸端カフェ すまいるいすまいるい~と

大阪府大阪市平野区
その他

助成額

146,000円2025/04/14

助成⾦の活⽤内容

2022年4月、子育て支援ボランティアグループあれすとの食支援部門、すまいるい~とで3年活動を行なう。
大きなグループの良さもあるが、食支援に関わっていないメンバーへの相談やミーティングなど迅速に対応できないこともあり、食支援(相談も含む)活動をグループ独立させる。
活動を継続しつつ独立準備を行う。
2025年4月、フードパントリー&WAIWAI 井戸端カフェ すまいるい~と スタート

子育て中のひとり親家庭、生活困窮家庭、離婚調停中(支援が少ない為)など公的支援では補えない方も対象(平野区役所 子育て支援室や母子支援団体からのサポート依頼あり)

月1~3回のフードパントリー(日用品含む)や当日来れない家庭へのお届け
パントリー中に相談や話が聞けなかった方(希望者)に、別日にて相談やお話しを聞く(井戸端カフェ)
他団体様と連携しボランティア参加することにより、食材は頂けていますが、活動に必要な道具を購入することができませんのでよろしくお願いします。

活動報告

団体となるグループからの独立で何もかもない状態でのスタートでしたが、「地域助け合い基金」をいただき無事にスタートができました。
・まず最初にしたことは、グループ活動を安定させるための助成金申請。通帳はグループ名で申請のためグループ名の印鑑を作りました。
・店の方にミニママファミリーのサポートをするボランティアグループだと話し、とても安く作ってもらう。
・食材の寄付の連絡を受けた時(特に野菜類)、以前は積み残しがあったが自転車の前後に大きなカゴをつけたので、いただける量が増えました。
・75㎏まで運べる(階段も可)キャリーで食料や米を運ぶのに重宝しています。
・小さいお子さんがいる家庭では玄米が食べられないことが多く、お米不足の時にいただいた玄米を精米機で精米してお渡しすることができました。
・仕事帰りに食材を受け取りに来られた時、持ち運びでき、縦にも横にも置ける冷風扇でクールダウンしてもらい熱中症予防に役立っています。
・人数分そろわない食材は、少し品を変えお渡ししていますが、中身が気になり、箱の底から見られる方がおられ、手を触れず選べるように浅く広いカゴを購入し、感染防止対策をしました。
・遮光カーテンは食材管理のため。ミラーレースカーテンは明るいが外から屋内は見えず、安心して井戸端カフェ(相談タイム)を行うことができました。

その他、予算を有意義に使用するため、クーポンやタイムセールなど利用し、その分で食材仕分けの袋(毎回、冷凍、冷蔵、常温品があるためビニール袋やジップロックなど)を購入させていただきました。

今後の展開

メディアなどで最近、子ども食堂やフードパントリーの話題が見られるようになりました。広く知られるようになり、理解してもらえるようになりました。しかし、企業さんから大きな団体さんへケース単位で届いているのが多く、個人の方からの支援はとまどわれることがあるように思います。
私達は、近隣のシングルファミリーの支援をしています。
必ず対面での支援でそれぞれの家庭の事情を把握しています。寄付いただいた物を同じだけお渡しするのではなく、年齢やアレルギー、調理の仕方など、家庭にあった必要な物をお渡ししています。
なので同じ物がそろっていないので寄付できない、1個しかないから…とは思わずに声をかけてほしいです。

箱がつぶれていても中身が無事、家電製品を買い替えるから古い方はいらない、服や靴のサイズアウトした物がある…。まず捨てる前に一声いただけたら登録家庭に連絡を入れます。

あなたがいらない物でも役立つ物はたくさんあります。
その橋渡しをしている「すまいるい~と」です。

添付資料