「地域助け合い基金」助成先報告
復興支援セラピストグループ
石川県金沢市
助成額
101,000円(2025/07/17)助成⾦の活⽤内容
この助成金を活用させていただき、ボディケアボランティアに協力してくださるセラピストの方々のモチベーションを長期的に持続させていくこと、そして、活動に参加して下さるセラピストの方々の参加人数を増やし、(2025.3月現在で参加して下さるセラピストは9名ほどです)もっとたくさんの場所でのボディケアボランティアを行っていきたいと考えています。
なぜなら、今参加させて頂いている場以外にも、金沢市や野々市市などに移り住んできた能登の被災者はまだまだたくさんいらっしゃいます。
自分が被災した立場になっていないと、そして、ボランティアに参加しなくなると、震災のことも忘れていってしまうのが現状です。ボランティア活動を、少しでも長く続けていくためには支援する側のも何らかの支援が必要だと以前から感じていました。
ここ1年でのボランティア活動で気づいたことは、まず、被災者の方々が集まる場を作る方々がいるからこそ、私たちがこういった活動をさせてもらえるということです。
場を作る人、その場を楽しみにいらっしゃる人、そして私たちのようなその場を手伝う人、みんなが繋がってたわいもない話をしたり、情報交換をしたり、その場で仲良くなったりすることで、また新しいことが生まれるんだなぁと感じました。
実際私も様々な支援する団体の方々と出会い、刺激されたり、地域と繋がるための活動のヒントを頂いたりしてきました。
こういった活動を続けていらっしゃる方は、色んなことや人たちを巻き込んで本気で地元がよくなるように
活動をされています。
施術ボランティア活動の中でも、回を重ねるごとに避難してきた能登の方々とも温かな交流も生まれ、マッサージの開催が楽しみで毎月来てるよと言っていただき、少しでもお役に立っている喜びを感じています。
これからも持続的に活動の場を広げ、被災者のみならず地域のお役に立てればと考えています。
活動報告
まずは、支援して下さる方々や繋いて下さる皆様がいて、助成をしていただけたことに大変感謝しております。
2年前の能登半島地震を受け「セラピストとして今できることはないか」と思い立ち、そう思ったとき
自分ができることはやはり 癒しの提供だと再確認しました。
最初は一人でも出向こうと思ったのですが
たくさんの方を癒すには、やはりセラピスト仲間の力が必要だと思いSNSで呼びかけました。
その時に、「私も能登の人たちを癒したいです!」というメッセージはもちろん、
「炊き出ししている場で施術ができそうな所があるよ。」「私の団体で、来てくれる被災者さん達を癒してもらえませんか。」「ここの場所を貸しますよ」など本当にたくさんの方々から連絡を頂きました。
なのでたくさんの方々の協力のもと、すぐに活動を始めることができました。
最初に決めていたことがあって、活動をするなら数回、ではなく定期的に、長期的に
能登の方々を癒したいと思っていました。
セラピストの方々も賛同して下さり月に1~2回活動出来ることになりました。
しかし、来て下さるセラピストの方々は個人でサロンをされている方やお子さんがいる方が多く、
予約を切ってきたり隙間時間を捻出してボランティアに参加して下さり、
ボランティアも自分のオイルを持参して使い、終わった後も使ったタオルの洗濯もあり、
続けていくには少し負担が大きいことに直面しました。
毎月定期的に協力して下さるセラピストさんがボランティアのモチベーションを保つには、
せめてオイルはこちらで用意するのと、最低限の交通費、少しの謝礼、これだけでも必要だと感じました。
これがあったお陰で、ボランティアを継続できたといっても過言ではありません。
最初はハンドケアやボディケアに抵抗があったご年配の方々も、「気持ちいいね」「ありがとうね」
「癒されるわ」と、心を開いて下さり、これが楽しみで来てるよ、というお言葉まで
いただけるようになりました。
能登の方々を癒し、少しでも癒され、喜んでもらえるひとときは、セラピストにとって
「自分の持つ技術で、人に喜んでもらえるこの仕事は改めてやりがいを感じる」と
感じる時間でもありました。
そして、継続して行っているため、毎回来て下さるセラピスト同士にも温かな交流が生まれ
それもとても嬉しかったです。
続けていくうちに色々調べた中で、野々市社会福祉協議会様でも能登の方の場づくりをしていると知り
自ら連絡を取りそこでのボランティアも参加させていただきました。
この活動を通して、地域で様々な活動をされている方がたくさんいることに感銘を受け、
能登震災のボランティアを期にもっと地域と連携して、仲間も作りながら、
大きく社会貢献できたらいいなと思いました。
今後の展開
今年からは、能登震災被災者ボランティアも少しペースを落として続けつつ以前から考えていた、【子供がもっと元気にのびのび生きられる環境を作りたい】ということです。ニュースでも、子供の不登校や自殺の増加、これは本当に早急に解決の方向にもっていかなくてはいけない課題だと感じています。私は、教育現場にはいないのですが、この状況を変えるには子供に大きく長期的に関わる大人、私が考えるのは、学校や保育園の先生。そしてお母さん。私がセラピストとしてできることは、まずはこの方々を元気にする、癒す活動をできないかと今色んな場所にコンタクトを取っています。先生やお母さんが、今よりもっと心の余裕が出来て癒されていて、元気であれば今よりもっと子供たちと深く関わりあえて、それに伴い子供たちの精神も安定して自殺や不登校が減るのではないかと思っています。まずは自分の住む地域からですが、石川県、日本、と、大人の癒しの場を広げていくことが私の夢です。ただ、どういう風に進めていくのか、何が需要があるのか、先生方と関わるにはどこにアクションすればいいのかまだ調べている段階です。能登の方のように、先生たちにもクイックケアをしたいのですが学校は外部の人間が入るのが難しいですし忙しい先生たちは、いつケアを受ける時間があるのか…セルフケア講座のようなものが喜ばれるのか…考えることや課題はたくさんあります。その為に、同じ想いを持つ仲間づくりや地域との連携を止めないよう引き続き行動していきたいと思っています。
添付資料
