「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 kunこころの宮
大阪府大阪市中央区 ウェブサイト

助成額
150,000円(2025/04/24)助成⾦の活⽤内容
令和5年度からヤングケアラー支援活動を開始し、お会いした方々のお話を聴かせていただいたことで、元ヤングケアラーの方がケア当時「否定せず話を聴いてくれる大人がいてほしかった」や「同年代の繋がりが欲しかった」という思いを語られることがよくあります。
実際のヤングケアラーの声に耳を傾け、専門的な心理サポートやピアサポートができる「安心・安全なヤングケアラー、若者ケアラーの居場所」は必須だと考えています
前回開催した「ヤングケアラーサポーター養成講座」の参加者から支援活動ができる場所が欲しいという要望を頂き居場所を開所することになりました。
気軽に参加できるイベントを開催することは様々な環境の方々と触れ合うことができ交流が広がることで「ひとりでない」と言う安心安全な居場所としていきたいと考えています。
令和6年6月に法改正が行われヤングケアラーとしての対象年齢が18歳から40歳ごろまでと定められたことで支援活動の幅が広がったことから、幅広い年代の人が集まることで会話やコミュケーションが生まれヤングケアラーの閉塞的と言われる課題点の緩和に繋げていけると考えています。
さらにイベント開催は普段、交流機会のない他業種・他機関の交流の場になり、支援に欠かせない他業種・他機関の協力体制強化への重要な役割を担います。
課題点の多いヤングケアラー、若者ケアラー支援を推し進めていくにはイベント的取り組みも必要であると思い誰もが参加しやすい居場所にしていきたいと考えています。
活動報告
本活動は、さわやか福祉財団様の助成金を活用させていただくことで、参加しやすい環境を整えながら継続的に実施することができました。
「ひだまり」は、地域の中で安心して過ごせる居場所づくりを目的として、毎月計4回(平日2回・土日各1回)開催いたしました。
通常開催では、お茶を飲みながら気軽に交流できる時間を大切にし、一人ひとりが安心して過ごせる居場所づくりに取り組みました。
活動では、傾聴ボランティアが中心となり、参加者一人ひとりの話に丁寧に耳を傾け、傾聴しました。また、相談者や支援者の参加もあり、当事者の話に耳を傾けながら、それぞれの状況に応じた対応や見守りを行う機会にもつながりました。安心して話せる環境を整えることで、孤立感の軽減や人とのつながりづくりを大切にした活動となりました。
特別イベントとして、「大人の社会見学」「クルスマスイベントLive」を開催し、日常とは少し違う体験を通して参加者同士の交流を深める機会となりました。活動全体の参加者数は延べ67名となり、
・安心して話せる場所だった。
・人とのつながりを感じられた。
・また参加したい。
などの感想をいただきました。
継続的な開催を通じて、地域の中で気軽に立ち寄れる居場所の必要性を改めて実感する活動となりました。
今回の活動を実施できましたこと、心より感謝申し上げます。今後も、誰もが安心して過ごせる地域の居場所づくりを継続してまいります。
今後の展開
今後も「居場所ひだまり」を継続し、誰かとつながれる安心の場として地域に根づいていくことを目指します。
活動では、傾聴ボランティアによる温かな関わりを大切にし、「話を聴いてもらえる」「ひとりではないと感じられる」環境づくりを続け、孤独や不安を抱えながら日々を過ごしている方にとって、気軽に立ち寄り、安心して過ごせる居場所となれるよう、一人ひとりの思いに寄り添った活動を継続していきたいと考えています。
また、活動を通して見えてきた家族の悩みや生きづらさにも目を向けながら、ヤングケアラーを含む家族支援につながるきっかけづくりにも取り組んでまいります。
今後は、地域とのつながりを広げながら、必要な支援へつながる橋渡しとなれるよう、安心して声をあげられる環境づくりを大切にし、誰も取り残されない地域づくりを目指して活動を続けてまいります。
添付資料
