「地域助け合い基金」助成先報告
三川まちづくり協議会 生活支援部
静岡県袋井市
助成額
150,000円(2025/05/09)助成⾦の活⽤内容
市内のなかでも、高齢化率が高い地域(65歳以上→袋井市全体25.8%、三川地区34.9%、75歳以上→袋井市全体13.6%、三川地区18.5%、10年での高齢化率推移8.6%増 市内1番の伸び率)で、なおかつ田舎特有の宅地が広く、ごみ集積所までの距離が遠いという地域です。高齢者にとって、週2回のゴミ捨ては、生活課題の大きな1つとなっており、先の生活支援アンケートによると上位に挙げられています。また、担い手の方のアンケート結果でも、ゴミ捨ては、支援可能なサービスとして挙げられており、需要と供給が一致し、サービス提供として成り立つと考えられます。庭の草取りも同様です。
高齢者の一人暮らし、または高齢者世帯でのゴミ出しや庭の草取りなどの生活支援を持続的に行うことにより、住み続けられる環境の提供と持続的支援が可能なサービスを結び付けることにより、人の定住化を図っていきたいです。アンケート結果(地区内阯帯1,003世帯、回収世帯483世帯、回収率48%、内訳:60~74歳回答者45%、一人暮らし高齢者・高齢世帯18.1%)によると、「ゴミ出し」、「庭の手入れ」などが、困りごとと助けられるサービス活動として抽出され、困りごと(内訳:「ゴミ出し」27件、「庭の手入れ」93件 計120件)と支援者(内訳:ゴミ出し134人、庭の手入れ61人計195人)」確保が一致したので、活動に向けて検討しました。費用については、有償とし、「ゴミ出し」1回100円、「庭の手入れ」30分300円と予定しました。
現在は、連合会長主導での設立に向けた活動をしていますが、令和7年5月頃からは、「三川まちづくり協議会 生活支援部」(仮称)として、発足し、部長として、佐野三好さんに活動を移管する予定です。
アンケートは、世帯回収でしたので、サービスを必要としている高齢者の意見を聞く、情報伝達をするということを目的に6月下旬~7月上旬、各公会堂を巡回し、各自治会単位での説明会を実施予定。
「生活支援」活動に向けたチラシも全戸配布予定。
わたくしたち生活支援部(仮称)では、まず、アンケート結果による課題負担に特化し、着目して、それを解消するために地域住民主体で発足し、人とのつながりを大切に地域福祉活動の推進を図っていきたい。
この先、生活支援部は地域から選出された部長が代表者となり組織を運営していきます。
この基金は、主に立ち上げ経費に活用したい。
活動報告
準備中