「地域助け合い基金」助成先報告
ハレ・認知症家族交流会
埼玉県さいたま市見沼区


助成額
70,000円(2025/05/16)助成⾦の活⽤内容
介護者サロン、オレンジカフェのお手伝い、民生委員時での訪問等の中で認知症の家族の介護の大変さや介護負担が多くなって困っているお話しを聞くうちに、認知症の家族が集まる場所があれば、そこでお互いの介護体験を話すことで心の負担が軽減されるのではと、ハレ・認知症家族交流会を立ち上げました。
立ち上げ資金の当てがなく、助成金は1年後にしか手続きできず、まだまだ整えたいこともありこの基金の情報を知り応募しました。
場所探しの中、地域の古民家をみつけ交渉、月1回でお借りすることができました。
その方(オーナー)が運営している生活介護事業所があることを知り、地域で認知症の理解を進めていく私達と障害者への理解を広めていくのと同じ共生社会を目指していることを確信、障害者スポーツ指導員でもあり、ユニバ―サルスポーツでもある卓球バレーを高齢者・障害者等一緒に楽しめるようになることを望んでおります。いろんな方々の協力を得ながらきっと少しづつでもこの目標に近づけていけると信じ頑張っていきたいと思います。(複雑なお話や相談時には見守りの他、訪問又は開催回数を増やす可能性があります)
活動報告
4、5月 認知症の家族を介護している家族が、今抱えている悩みや不安をはき出す場としてスタート。
築160年の古民家を借りましたが、資金はゼロ、今後の財源に不安一杯でした。障がい者の生活介護事業の一部として、古民家カフェを利用していた障がいのある方に会い、気分転換転換のために卓球バレーを一緒に体験しました。いつもより積極的になっていた姿に感動しました。
ようやく6月から助成金を受領できました。お茶を飲める環境を作り、ユニホームを作りました。
結果、会員のボランティア自覚、意欲の向上になりました。また卓球バレーをする卓球台がないため、机を並べ、購入したべニア板を敷いて台の代わりにしました。べニア板の上のボールを力いっぱいラケットを振り、ころがしてして楽しみました。
一人暮らし、老々介護の中に、栄養不足(低栄養)の心配がありましたので、地域での食生活改善推進員から保健センターの栄養士フレイル予防講習会のお願いをし、タンパク質の取り方、簡単にできる食事作りの指導をうけました。介護者自身の健康作りに意欲を持っていただけました。、グループの中で、地域で埋もれている能力を生かす場として、お茶たてができる方、包丁研ぎができる方にハレの会に協力頂きました。
また手先の器用な方には認知症サポーターキャラバンのマスコット作りに協力頂き、それをやさしい街づくりセンターやシニアサポートセンターに寄付しています。
介護中であっても精神的に負担が軽減され、役に立つ情報、感情の共有をできる場にしたいです。
2月にオレンジカフェとハレの会共同で、卓球バレー体験会をしました。シニアサポートセンターの協力のもと総勢24名の参加者になりました。認知症の方も体を動かして楽しんでもらいたいという試みです。
センター職員、ボランティア、民生委員、社会福祉協議会、オレンジカフェ、ハレの会、皆、初めてと思えないほど盛り上がりました。楽しいと思う感覚は一緒なんだと!
おひとりの方はボランティアの声掛けで参加、ゆっくりの動作をみんなが温かく見守っているのが印象的でした。
知らない者同志でも助け合ったり、声を掛け合ったり、笑いあえる場となりました。
参加者の声から
・認知症の介護をしている者同志の集まりで同じ立場にある者同志で話しやすく話し合えたことが良かった。
・参加して不安だったり悩んでいるのは、自分だけじゃないと思った。
・自分の怒りや思いを口に出せて、生活面でも他の介護者のアイデア・工夫が聞けて良かった。
・自分達は認知症になりたくない。そのためにもコミュニケーションがとれる居場所にどんどん参加しようと思う。
今後の展開
ハレの会もスタートしてから1年を迎えます。
認知症の介護をしている同じ立場の人たちが集まって悩みや不安、経験を共有することで、お互いに仲間意識が持てるようになり、いろんな情報交換ができる場となっています。
認知症は怖くない、私たちもいつかなりうる!
自分もそうなってもここで、自分らしく暮らしていきたい。
皆さん声をそろえて認知症になりたくない!
こういうコミュニティに出てくることが大切、そういう思いは同じでした。
崩れていく本人をみている家族の思いも一緒でした。
介護をしている方を中心に知識や理解を得られるよう、シニアサポートセンターが主催している「介護者サロン」や「オレンジカフェ」の紹介、その中で「ハレの会」の参加者を募っていきたいと思います。
また、「ハレの会」があることを知ってもらえるよう、地区社会福祉協議会や薬局にパンフレットを掲示していただいています。(5名から現在11名・地道にこれからもコツコツと活動していきます。)
また知らない人でもすぐに仲良くなれ、元気になれる卓球バレーも取りいれて、みんな一緒に楽しんでいきたいです。
添付資料
