「地域助け合い基金」助成先報告
たのしいproject
大分県大分市
助成額
150,000円(2025/06/25)助成⾦の活⽤内容
障害児・者にとって一般的なコンサートは、感染の不安があったり、周りの目が気になったりして参加しにくいのが現状です。そのような方たちも安心して楽しめるような、出入り自由、走っても、大きな声を出しても、寝ころんで聴いてもいい、好きなスタイルで楽しめるコンサートを開催します。(参加費無料、ドネーション制)
演奏は「すべての人に音楽を届けたい」という思いを持つプロたちに依頼します。広い体育館のフロアに下りて演奏してもらったり、通常では難しいほどの近距離で楽器の振動を感じたり、様々な趣向を凝らした五感で楽しめるプログラムを企画していきます。
対象を限定せず、どなたでも気軽に参加していただけるイベントとして周知することで、高齢者、子ども、外出の難しい方をはじめ、地域のみなさんとの交流を図ります。同じ時間、同じ場所にいて、楽しいことを共有することが、地域共生社会実現の第一歩になると考えています。
活動報告
たのしいprojectは、障害児・者を含め、誰もが参加しやすいコンサートを開催しています。出入り自由、寝転んでも、踊っても、歌っても大丈夫というインクルーシブなコンサートです。
今回の助成金を活用して、コンサートを4回開催することができました。その際、演奏をすぐ側で聞いたり、リラックスして楽しんだり、他にはないコンサートづくりにこだわりました。例えば、演奏者がステージから降りてきてすぐ側で演奏したり、逆に参加者の方がピアノの下にもぐって響きを感じたりすることを通して、障害のある方もない方も一緒に同じ場所で同じ経験を共有することができました。
これまでの活動の課題としては、高齢者の方との繋がりがないことでした。「えんえん」という新しくできた施設の見学に行った際、月に5回程度、地域食堂を開催されており、多くの高齢者の方が利用されていることが分かりました。そこで「えんえん」でのコンサートを開催させていただくことにしました。夜の開催でしたが、多くの地域の高齢者の方が来てくださいました。とても喜んでいただけたようで、ぜひまた来てほしいと言われています。次回は子どもたちも参加できる時間帯に開催してみたいと考えています。
コンサートを運営するにあたり、小学生から大人までのサポーターさんが力を貸してくださっています。参加者や演奏者のお子さんのお世話をしたり、困っている方がいないか気を配ったり、主体的に動いてくださいます。サポーターさんたちの活躍を参加者のみなさんに褒めていただくことも多く、参加者、演奏者、サポーターの垣根を超えてそれぞれの成長や健康を確認できる場になっていると感じています。
今回助成していただいたおかげで、コンサートの回数を重ねることができ、段々と活動も認知されてきました。今後とも益々この活動を発展させていきたいと考えています。
今後の展開
活動開始当初はコロナ禍で、障害児・者の経験の機会の創出と孤立防止を目的として、五感を使ったワークショップなどを開催していました。
昨年度からは、どなたでも参加していただけるコンサートに力を入れていて、様々な方が自然に交流できる場となっています。今後は、必要とされる地域にお邪魔しながらコンサートを行い、新たな繋がりを作っていけたらと考えています。
またコンサートを開催するうち、様々な理由から来場が難しい方がいらっしゃることが分かり、今年度から新たに、病院、施設、個人のお宅にまで伺うプロジェクトを開始しました。
Art for all!
Music for all!
今後ともすべての方にアートと音楽を届けるべく活動していきたいと思います。ぜひお気軽にお声掛けください。
添付資料


