「地域助け合い基金」助成先報告

 ほがらか

佐賀県嬉野市
居場所配食・会食

助成額

150,000円2025/06/25

助成⾦の活⽤内容

退職後16年間ファミリーサポート事業で活動して以来、1,000回を区切りに退いていましたが、まだ、何か人の役に立てるのではないかという思いが湧きあがり、介護保険事業所が開催した勉強会に参加しました。そこで、実際に地域の通いの場で活動している方に出会い、福祉施設の部屋を使っていいなどの情報を受け、地域包括支援センターに相談したところ、居場所づくり(通いの場)をしてはどうかと提案を受けました。このことを前職のOBに声をかけたところ、同じ思いのメンバーが集まり、強力な仲間と団結しました。でも、立ち上げの資金がなく、悩んでいたところ、第1層生活支援コーディネーターの溝口さんを紹介してもらい、この助成金の情報を頂き応募させてもらうこととしました。
健康体操(コグニ体操)を取り入れて、脳トレ、筋トレに励み、週1回のおしゃべり・お茶会を出来たらと思います。そして、軌道に乗ってきたら高齢者と子どもなど多世代交流も考えており、「子ども食堂」を月に1回していきたいと思っており、この助成金は、特に立ち上げの経費として活用していきます。

活動報告

自己資金もない、自分の思いだけで始めた、みんなの居場所「ほがらか」。
社会福祉協議会の生活支援コーディネーターのアドバイスにより助成金を活用して、備品購入やレクリエーションの材料費に充てさせていただき、自分たちの思い描いていた活動をすることができました。

活動メンバー、活動資金、活動場所、はじめに何をどのようにしたらよいのか、何もかも手探りでした。そのような中、以前の同僚に声をかけたところ、思いが重なり意気投合しました。スタッフは揃い、次は場所を探していたところ、以前勤務していた社会福祉法人済昭園の地域貢献事業のことを知り、部屋の借用をお願いしたところ、快く貸していただきました。利用者を見守るサポーターは、当初5名、途中から1名加わり、看護師2名、調理師4名(うち1名は保育士)と有資格者が集まりました。皆さん、水を得た魚のように経験を活かして活動しています。資格のみならず、皆さんを楽しませることができる特技も持ちあわせており、参加者を笑いの渦に巻き込み、笑顔の絶えない場づくりを心がけています。
毎週の活動計画を立て、折り紙やハンドベル、壁面づくりや、敬老会や走らない運動会、中庭で花見など、季節に応じた行事をサポーターみんなで話し合っています。

広報は、サポーターを中心に地域包括支援センターや社協等に呼びかけをし、最初は12~3名でしたが、その後の口コミ等で、最近では20名を超えるときもあり、嬉しい悲鳴を上げています。そして、私たちサポーターも人に役に立てているという喜びを感じています。
これからも、私たちは“ほがらか”に、そして笑顔で参加者の皆さんとのひとときを楽しみたいと思います。

今後の展開

私たちは、毎週土曜日9:30~11:30までの2時間、コグニ体操をし、その後、お茶会と日替わりのお楽しみとして、カラオケ・折り紙・小物作り・サポーターの寸劇等をして過ごしています。
参加費としてとして300円(当初200円としていたが、26年4月より物価高の影響もあり、利用者の理解を得て変更)をいただいており、その中から第1土曜日は手作りのお昼ごはんを提供しています。メンバーの中に調理師がおり、毎回みんなで話しあいながら腕を振るっています。これまで、赤飯、だご汁、カレーライス、寿司、炊き込みご飯をつくりました。また、時々、手作りのおやつ(ホットケーキ、生姜湯、さくらもち)も出しました。みなさん、仲間と一緒に食事をすることを大変喜んでおられ、こちらも嬉しくなります。
フードバンクにも登録し、米や菓子を頂いてとても助かりました。

1度、多世代交流をしたいと思いたち、近隣地区の子どもたちに参加を呼びかけたところ、8組の親子が来てくれました。レクリエーションや会食会をしました。参加した子どもたちからも「楽しかった」「また来たい」と言ってもらい、参加者の方も普段には見せられない何とも言えない優しいほほえみを感じました。これからも、時々、子どもたちを呼んで交流をしたいと思っています。
コロナ禍から、これまで、当たり前に行われていた地域行事は簡素化・消失してしまっており、地域の結びつきが希薄になっている状況の中、隣近所に話し相手も少なく、テレビが友達という淋しい生活ではなく、こんな居場所が多く出来て、色んな人と関わりを持ちながら楽しく過ごせる機会を増やし、元気な高齢者が増えることを願っています。
今は、ボランティアで成り立っていますが、これから先、長く続けていくためにも有償での活動ができればと思っています。

添付資料