「地域助け合い基金」助成先報告

 エンジョイプレイス

大阪府大阪市住吉区
居場所

助成額

148,000円2025/07/04

助成⾦の活⽤内容

今回助成金を申請する一つ目の目的は子どもたちの安全を守るためにも保険に加入することです。

現在子どもの居場所を始めて、10か月経とうとしております。
活動当初は自身の子ども達数人から始まり、回を重ねる度に子ども達が誘い合って来てくれるようになり、今では毎週60人前後の子ども達が集まります。
「水曜日にはあの場所に行けば誰かがいる」「あの場所で友達と遊ぼう」と毎回楽しみにしてくれている声も多く聞くようになりました。その中には不登校の子どももおり、学校には行けなくても居場所に来ることでみんなと遊び、この春からは学校に通えるようになった子もいます。
昨今、地域のつながりが弱まったこともあり他学年で遊ぶことも少なくなっていますが、居場所では上の子が下の子の面倒を見る姿も良く目にします。

居場所を始めた当初は、施設内だけの遊びを考えており施設内でおこるケガに対する保険に入っていました。しかし、室内より室外で遊びたい子ども達が増えてきたため室外での保険の必要性を強く感じるようになりました。
見守りの大人は立っているものの、万が一子ども達が通行人とぶつからないか車や自転車と接触しないかなど心配事も出てきました。
私たちの活動のねらいは、居場所を通して子どもたちが安心安全を感じてくれることです。
子どもたちの安全と、地域の人たちの安全のためにも、外遊びにも対応している保険に加入したいと考えています。

二つ目は、食育をするために必要な冷蔵庫の購入です。
子ども達と関わる中で食の大切さを感じ、子ども達に食事を提供するだけではなく一緒に作って食べるという活動を始めました。
しかし、現在冷蔵庫がないため、作れるものも少なく提供品も常温のものしかもらえない状況の中活動してきました。活動の中で、子ども達がクッキングの楽しさや自分で作れる喜びを感じている姿を目にして、自活への一歩につながると思いました。冷蔵庫があればもっと食の幅が広がると考えています。
今後はもっと地域の方にも声をかけ、一緒に食事やおやつを作って食べる活動を増やしていきたいと考えています。
それと同時に、食事を作っていく過程で子どもと大人の会話が増え子どもの家庭環境が自然に見えてくるため、子ども達ひとりひとりに必要なことが分かったり、気に掛けることができるようになりました。
一緒に食事を作ることは、大切なコミュニケーションツールのひとつになると考えています。子ども達と一緒に食事を作る機会を増やすためにも今回の助成金を使わせていただき、冷蔵庫の購入を希望しています。

最後に三つ目は、テーブルの購入です。
現在場所を借りている教会のテーブルを使用させていただいていますが、子ども達が宿題をする時のテーブルが足りていないことや、資金調達のための夏祭り・バザー出店でも外で使うためのテーブルがないので購入をしたいと思っております。

活動報告

準備中