「地域助け合い基金」助成先報告
一般社団法人 もりの工房
宮城県加美町

助成額
150,000円(2025/10/17)助成⾦の活⽤内容
私たちの団体では、障害のある方々が自身の能力を発揮し、社会の一員として役割を果たせるよう、地域の基幹産業である農業を就労の選択肢として提供する「農福連携」の取り組みを進めてまいりました。これにより、障害者にとって働く場を創出すると同時に、高齢化や担い手不足が深刻化する農業分野における人材確保にも貢献しています。
また、加美町には障害者のためのグループホームが存在せず、住まいの選択肢が限られているため、安定した地域生活を築くうえで大きな課題となっています。住まいと仕事、この両方を地域の中で整えることが、障害のある方が継続して地域で暮らし、働くためには不可欠です。私たちは、入居率の低下した町営住宅を障害者グループホームとして利活用出来ないか行政と協議を重ねています。
本助成を活用してホームページを制作のためのパソコンを購入し、これまでの取り組みや障害者の就労・生活支援の重要性、そして地域全体での共生・協働社会の実現に向けた考えを広く発信していきたいと考えています。
地域住民や関係者、外部の支援者に向けて、農福連携を軸とした持続可能な地域づくりのモデルとしての情報発信を行うことで、多様性を受け入れ支え合う地域の土壌を育てていきたいと考えています。
また、障害を抱えた方のパソコンを操作するスキルの向上にも取り組んでいきます。
活動報告
現在社会において、障害者の就労・生活支援は行政の政策のみでは限界があり、地域社会全体で支え合う「共生・協働」の土壌づくりが急務となっています。本事業では、助成により導入したPCを活用してホームページを作成しました。農福連携の現場で障害者が生き生きと活躍する事例を発信することで、地域住民や関係者の意識変容を促し、持続可能な地域づくりに寄与することを目的としました。
事業の成果
1、農福連携を通じて障害者が活躍している姿を発信してきました。
障害を支援の対象としてだけでなく「地域を支える力」として発信することができました。
2、ホームページを持つことで組織の透明性が高まり、信頼性が向上しました。
3、全国に向けた発信により、仲間づくりやボランティアの確保に向けた窓口を整備することができました。
4、自分の取り組む仕事が社会へ発信され、肯定的な反響を得ることで、メンバーの働く意欲と自己肯定感が顕著に向上しました。
事業の総括
1、事例の発信が、地域住民の心理的障壁を取り払う最も効果的なアプローチとなりました。
2、農業と福祉、デジタルの掛け合わせにより、地域課題を解決する一助となるモデルケースを提示することができました。
一般社団法人 もりの工房
ホームページ https://woodsfactory.com
今後の展開
搾乳体験や農業体験、里山をテーマとしてワークショップの開催等を通し、障害の有無に関わらず誰もが交流できる場を提供していきたいと考えています。
添付資料
