「地域助け合い基金」助成先報告

 みんなの居場所 野の花食堂

佐賀県鳥栖市
居場所見守り配食・会食

助成額

150,000円2025/08/12

助成⾦の活⽤内容

『野の花食堂』を始めたきっかけは、「ひとりぼっちでの食事を少しでも減らしたい。そのために居場所づくりをしたい。」という思いから立ち上げました。町の中のちょっとした居場所となるように、拠点を大きな町中ではない住宅街で、下校する子どもたちもよく通っている場所を選びました。マンションも近くにあり、子どもから高齢者までよく見かける場所です。そのような場所に位置する居場所『野の花食堂』で、子どもから高齢者まで誰もが気兼ねなく入って来れるよう、月に3回、食堂を開催しています。
弁当配布という形式にして、持って帰って食べても良し、食堂でみんなと一緒に食べても良し、自由にして頂いています。そのような中でも、仕事帰りの親子連れが食堂に入って、地域の子どもたちや高齢者の方々と会食し、楽しくおしゃべりをされています。お母さんは、「助かっています。」と感謝されます。
核家族化が進み、高齢者と子どもたちの交流の機会も減少しているので、この居場所で出会って顔見知りの関係になり、地域で見守り見守られの関係性の構築を図っていきます。
また、近所に住む高齢女性の方々が「家にいても仕方がないから」と毎回ボランティアに来て下さいます。そこで、とても生き生きと作業をされ、作った弁当を仲間と一緒に食べる時も嬉しそうな様子です。この出会いやつながりを大切に、高齢者が地域でまだまだ自分の能力を発揮できる場所、役割を持てる場所としての役割も担っていきます。
「地域の居心地のいい食堂・居場所」として、他団体ともイベント開催など連携しながら、横のつながりを展開していきたいと考えています。

活動報告

準備中