「地域助け合い基金」助成先報告

 こみっとプロジェクト

東京都小平市
見守り生活支援移動支援配食・会食その他

助成額

150,000円2025/08/22

助成⾦の活⽤内容

2024(令和6)年6月12日、子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律において、子ども・若者育成支援推進法が改正され、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」として、国・地方公共団体等が各種支援に努めるべき対象にヤングケアラーが明記されました。

ヤングケアラーは家族等をケアしている子ども・若者ですが、ケアの対象(親、祖父母、きょうだい等)も内容(家事全般、見まもり、精神的安定、通院介助、外国にルーツのある家族の通訳等)も様々です。本プロジェクトは、ヤングケアラーやその家族等への生活支援等の活動を通してのかかわり合いやつながりにより、お互いを知る機会を増やすことを目的とします。したがって、地域で暮らす子ども・若者が、家族等とのケアの中で、「今はこんなことを手伝ってくれたら」、「こんな話を聞いてもらえたら」などに呼応し行動する活動です。

具体的には、「私がしている家事を手伝って」「地域センターで私の話をきいて」「家族と一緒に散歩・外出をして欲しい」「幼いきょうだいと遊んで」「家族の話し相手になって」「書類の整理を手伝って」「子ども食堂・だれでも食堂にお弁当をもらいに行きたい」など、子ども・若者発信で一緒に出来ることについて考え活動します。

助成申請からの1年間は始動期として、小平西地区地域ネットワークの活動範囲である第2層圏域の2箇所の生活支援コーディネーターと同圏域のCSW、2つの公立中学校区域のスクールソーシャルワーカー(以下、SSW)等との連携協力を図り、進めます。 第1に、生活支援コーディネーター、CSW、小平西地区地域ネットワーク地域にある小学校、中学校、高校、大学等を訪問し、主旨説明の上でチラシやパンフレットを配ります。第2に、協力会員(本学学生を中心に子どもサポーターや介護職員初任者研修修了者等に声をかけます)、賛助会員(地域の関係団体、個人に声をかけます)を募ります。第3に、チラシ等にQRコード等をつけ申込み者を募り、当面は生活支援コーディネーター、CSW、SSW等からの紹介・依頼を受けながら活動します。 

協力会員の活動時間は、2時間を上限とします。ポイント制を導入し、30分以内で 1ポイント(500円相当)、1時間以内で2ポイント(1000円相当)とする。但し、二人一組で活動を行う場合は、2時間以内でそれぞれに1ポイントとします。助成金の一部は協力会員の対価とします。                                                    

活動報告

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