「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 NALC(ナルク)函館はまなす
北海道函館市 ウェブサイト




助成額
150,000円(2025/09/04)助成⾦の活⽤内容
ナルク函館はまなすは、会員相互の助け合い活動(時間預託活動)と社会貢献奉仕活動を大きな2本の柱に活動を展開しているが、他に地域と連携した事業「地域とのふれあい事業」として、9月に「認知症の家族との連携」、11月には2025年度メイン事業として「地域再生を考える」、2月には「詐欺防止講座」、3月には「終活とエンディングノートの書き方」の4回連続して住民誰もが参加できる講座を開催する。
そのメインとなる「地域再生を考える講座」は、函館の人口が1973年12月亀田市と合併時に30万人を超え、1980年ピークの345千人から減少、2004年における「平成の大合併」で、30万人へ返り咲いた。その後減少の一途を辿り、現在は234千人となった。2050年の推計人口は15万人の上、極度の少子・超高齢社会を迎える。このままではいかんと今年6月のナルク本部定時総会で「ナルク再生5か年計画」を策定し、昨年度よりナルク会長に就任した、若きリーダー野中孝泰会長に来函を懇願し、地域との講演会実施の快諾を得た。ナルク函館の再生が、函館市の再生に重要と確信して、本事業を含め4回の講座を企画した。
一つ目の「認知症の家族から学ぶ講座」は、函館認知症の人を支える会の参加の元に地域住民が持つ素朴な疑問にも、その会員がパネラーになって、日頃の生活体験から応える方式で進行する。
二つ目は、野中孝泰会長は、ニッポン・アクティブライフ・クラブ(ナルク)の創設者故高畑 敬一会長とは、1984年松下電機入社の頃、職務で薫陶を受けた22歳の若者で、そのことを意気に感じて記憶に残している。野中会長は、現在「電機連合福祉共済センター理事長」、「中央労働委員会 労働者側委員」として勤務し、現在職業とナルク活動の比率を8:2とし、あらゆる経験を活かし活躍中である。そのナルク再生の旗印「地域とのふれあいと多世代交流」等を掲げ、全国拠点へ発信し、「100拠点、2万人会員を目標」を説いて回る。その第1回目の講演会を、ナルク函館が事業企画を立案して、函館の活性化に取り組む。
三つ目は、2月には新聞に毎日報道される「特殊詐欺防止に関する講座」を開催し、地域に警鐘を促す。
四つ目は、3月に高齢者が避けて通ることの出来ない「終活」とこれにまつわる自己の思いを記録する「エンディングノート」に関わる講座を開催する。当該講座は他団体では中々開催しづらいところもあると聞いているが、ナルク函館が連携する団体との協力で開催するところである。会員や地域住民には、身近なテーマを取り上げ、各自の必要性と生活の志向に応じて参加しやすい、各種講座を整えた。これら講座を通じて、より会員及び地域住民が地域でのつながりを意識し、函館における助け合いの広がりを図っていきたい。
活動報告
準備中