「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 刑務所からカウンセリングと癒しへ
佐賀県佐賀市

助成額
150,000円(2025/10/17)助成⾦の活⽤内容
当法人は、出所者が地域の中で尊厳をもって生き直すことを支援するため、趣旨に賛同してくれた10数名の仲間とともに、カウンセリング(当初はオンラインを利用)を主として、手紙の交換等による寄り添い支援(オンライン相談は有料も検討したが、無料で行うこととする)を行っていきます。出所者の方には依存症や障害をもっている方が多く、これは依存症者支援、障がい者支援、高齢者・若者支援であるとも言えます。
設立間もない現在、まずは市民の皆様や関係機関に当法人の存在と理念を知っていただくことが急務であり、そのための情報発信基盤としてランディングページ(LP)を制作する活動を申請いたします。
本LPは、顔写真や実名に頼らずとも、活動の意義や想いが伝わる構成とし、支援対象者のプライバシーと尊厳を守りながら、地域との信頼関係を育む「窓口」として機能させていきます。また、LP公開後は、地域の保護観察所や関係機関への挨拶状送付、チラシ・ポスターの配布などを通じて、対話と連携の機会を広げていく予定です。
本助成金は、こうした初期の情報発信と関係構築のための基盤整備に充てさせていただき、今後の持続可能な活動の礎としたいと考えています。
また、出所者に対する市民の理解を深めるための啓発活動にも力を入れていきたいと考えています。今後、保護観察所や関係機関への訪問を通じて、当法人の活動を直接紹介し、必要な方に声をかけていただけるよう働きかけていきます。
こうした活動を円滑に進めるため、名刺や活動内容をまとめた資料、ポスター等の作成を行い、地域との信頼関係を築くための基盤整備を日常的に進めていきたいと考えています。
活動報告
準備中