「地域助け合い基金」助成先報告
任意団体ふたばネクストリーフ
福島県双葉町


助成額
150,000円(2025/10/24)助成⾦の活⽤内容
【活動の背景・目的】東日本大震災と原発事故により、双葉町の地域コミュニティは壊滅的な被害を受け、12年以上にわたり帰還困難区域となりました。地域の支え合いの仕組みはほぼゼロからの再構築が必要であり、個々の支援活動には限界があったことから、本団体を立ち上げ、活動を体系化するとともに、得意分野を活かして連携できる体制を整えました。日々の交流を通じて互いに助け合えるつながりを育み、子どもや高齢者が困りごとを相談できる関係をつくることを目的としています。
【主な活動内容】
〇高齢者が知識や経験を活かし、得意なことを楽しみながら参加。共同作業を通じて「お互いさま」と思えるつながりを形成し、日々の交流を通して自然に助け合う心を育みます。
〇子ども会立ち上げ(子ども会)--- 自治会の枠を超え、地域団体の大人と子どもたちが関わることで、助け合うつながりを育てます。ワークショップの活動を通じて、子どもたちが困りごとや悩みを打ち明けられる環境づくりにもつながります。また、保護者同士が交流することで、子育て世帯の困りごとを支え合える関係も生まれます。
〇地域食堂(みんな食堂部会)--- 食事を通じて世代を超えた交流の場を提供し、住民同士が支え合える関係をつくります。一緒に食事を共にすることで、より親密で信頼でき、気楽に困りごとを頼めるつながりも育まれます。
【地域とのつながり方】各部会が連携して活動を進めることで、世代や地域を超えた交流の場を広げ、住民同士が自然に助け合い、困りごとに気づき支え合えるつながりを作っていきます。
【助成金の活用方法】菜園活動:苗・土・肥料・農具など資材費、活動拠点整備用具、保険料
子ども会立ち上げ:紙芝居、ボードゲーム、保護者と子どもワークショップ茶菓代、活動時保険料
地域食堂:県補助で賄えない設備費の自己負担分の補填に充て、安定した運営と交流の継続を図ります。
【まとめ】本助成金を活用することで、子どもから高齢者まで参加できる交流の場を提供します。日々の共同作業や交流を通じて「お互いさま」と思えるつながりを育み、子どもや住民が困りごとを相談し合える環境を整え、気楽に頼り合える関係を築くことで、地域全体の再生と助け合いの文化を根付かせます。
活動報告
準備中