「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 京都ボランティア協会

京都府京都市下京区 ウェブサイト
居場所

助成額

150,000円2025/11/28

助成⾦の活⽤内容

近年の社会状況によって、生活に困窮している人、なかには家を失った人、寄る辺のない人、孤立化している人がいます。
「コミュニティカフェ はな」プロジェクトは、そういった人たちが、笑顔で気楽に居られる場所、気楽に会話ができる場所、気安く相談できる人がいる場所を作っていきたい、そんな思いからスタートしました。
私たちは、そのような状況にある彼らの長年の拠り所であった、下京総合福祉センター内にある「下京協働スペース」を再利用して、多くの困窮者支援団体や地域団体等とコラボしながら、彼らの一助となるよう、この活動を進めてまいります。多くの方々のボランティアをお待ちしています。
・会場 京都市下京区花屋町通烏丸西入ル約250mの下京総合福祉センター内にある下京協働スペース
・開催日時 毎月第2金曜日の午前11時30分から午後1時30分
・生活にお困りの方へ提供されるもの おにぎり(3個)、味噌汁、コーヒー、和菓子、お茶(ペットボトル)、カップ麺等

活動報告

「コミュニティカフェ はな」は、生活に困窮している人、家を失った人、寄る辺のない人、孤立化している人たちが、笑顔で気楽に居られる場所、気楽に会話ができる場所、気安く相談できる人がいる場所を作っていきたい、そんな思いからスタートしました。当初は生活支援コーディネーターさんなどから日常生活自立支援事業を利用されている人々の参加が主でしたが、次第に野宿生活などしている人の参加が主流となってきました。

この取り組みを通じて参加された人たちが、こころやすらぐなかで、交流と仲間づくりができればいいなと思っていましたが、回を重ねるにつれ、参加者が増えてきたため、その日の準備と配膳、あと片付けに手を取られる状況となり、ボランティア不足が顕在化してきました。できれば、交流の中で、参加者ご自分ができることの疲労やお話などを聞けるようなプログラムや各種相談等を行っていくことを考えていたのですが、厳しい状況が続いています。定員(25名)をオーバーしたときにはどういった対応をするべきかなどを検討しています。

この取り組みを通じてわかったこととして、明らかに仲間同士のコミュニティがあること(それも複数)、そのコミュニティのどこからかを通じて新しい仲間が参加していることでした。しかし、まったくコミュニティを持たずお一人で、ゆっくりと時間を過ごされ、最後にお帰りになる方もいます。また、公共的なサービスを利用しながら、その専門職のサポートを得ながら参加する方もいらっしゃいます。このように、今の段階では、それぞれの人にとっては貴重な空間なのだと思います。

京都市は、旧京都市中央保護所を「協働スペース」としてリニューアルし、生活支援の様々な関係団体のほか地域の地縁組織なども含めて協働センター化を目指していますので、より良い関係づくりが進み、「地域共生社会」のモデルとなることを目指して、我々も参画していきたいと考えています。

今後の展開

この取り組みは、制度では拾いきれない人と出会う機会を創出することによって、社会的孤立を未然に防ぐ接点をつくることです。また、必要に応じて適切な支援機関へつなぐ(紹介機能)、そんな場を目指しています。そして、生活困窮とは他人ごとではなく、その状態にある人は迷惑な人でもありません。様々な社会的な営みの中で、生活に困窮してしまった人たちばかりですが、なかなか社会の中で生きていくことに困難を抱えている場合もあります。そのようなことを理解しあいながら、まずは、参画していただけるボランティアを求めています。申し込んでいただけたら幸いです。ただし、条件は昼食の提供のみで、交通費までは支払えていません。このボランティア活動を通して、様々なことが学べると思っていますので。どうぞよろしくお願いいたします。なお、活動に伴う保険は当方(京都ボランティア協会)で負担いたします。ぜひ理解しあいながらわかちあえる社会づくりにご参加をお願いいたします。

添付資料