「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 だーこ

三重県伊賀市 ウェブサイト
居場所配食・会食その他

助成額

145,000円2025/12/24

助成⾦の活⽤内容

(申請事業の内容)現在、だーこ先生の大学生講師2名が、伊賀市の生活困窮家庭の子供達が通う、いがっこの家にて、3名の中学生を週1回の学習支援を行っています。 いがっこの家は基本的に小学生のための施設であり、当該生徒は対象小学生の兄弟であることから利用可能となっていますが、来年度より中学生の利用ができなくなり、いがっこの家を卒業した子供達への支援が急務となっています。また伊賀市には青少年の居場所となる場所や施設が皆無であり、青少年の非行防止や食や学びの包括的な支援が必要となっています。。                                                 そのような課題がある中で、当法人は生活困窮家庭、ひとり親世帯、不登校の中学生を対象に、学習支援、食事提供、安心できる居場所づくりを一体的に提供することを目的とし、中学生が自立に向けた力を育み、将来への希望を持てるよう全面的にサポートします。具体的な事業内容としては、崇広中学校と連携し定員5名の困窮家庭の生徒に向けて、いがっこの家の中学生版となる居場所づくりをだーこキッチンにて実施する新たな事業を地域の企業などの寄付などにより展開していきます。申請事業の内容は、居場所づくりと大学生講師3名による学習支援(月2回)を行い、円滑に持続的に実務を行う目的で法人が生涯学習コーディネーターの取得と大学生の研修を行います。
以上の事業を行う上で、今回の申請事業内容は、週4日行う食料支援・居場所づくりに加えて、給食のない夏休みに追加支援で無料弁当配布の追加支援を行います。
(実施計画)
2026年4月から8月
まで毎月2回の学習支援と食糧支援
7月8月は追加で夏休みの食料支援を行います。

活動報告

4月から普段より食支援を行っている困窮家庭の中学生を対象に月に2回、地域の飲食店による温かいお弁当の配布と、大学生による学習支援を行っています。場所は当団体が運営している自習室を利用しています。その自習室は、地元企業から廃棄する予定であった事務机をいただいて設置し、椅子はホームセンターで購入した極めて安価なものでした。自習室として高校生が頻繁に使うこともあり、ガタガタと軋むや、ネジが外れるなどの事象がああり、安全面に懸念がございました。今回の助成金で、その自習室の椅子を買い替えました。その椅子は国産のメーカーで、折りたたむことができる背もたれ付きのメッシュ仕様で、とてもカラフルな色合いで、空間も明るくなりました。また、使用する生徒から、この椅子めっちゃ座りやすくてめっちゃいい!私はこの色がいい!など大変好評を得ました。勉強は嫌いだけど、この椅子は座りやすいからこれに座る、という中学生もいて、本当に買い替えてよかったです。コロナ禍の2022年に、自習室難民であった高校生に自習室を開放したことをきっかけに活動をスタートさせました。当初の頂き物の机や椅子は2026年には全て新調することができました。これも貴財団をはじめ地域の皆様や関わってくださった皆様のおかげだととても感謝しております。
また、子ども食堂も2023年より運営を開始しました。年間20回以上、600名の子供達に温かいお弁当を配っています。この夏も、給食のない夏休みということで合計18回お弁当を配布する計画を立てています。進める上での苦労は、いくつかあります。同じ子がいつも取りに来るので、もう少しいろんな子供達に行き渡らせるために、公式ラインでの配布時間発信をランダムにしたり、工夫していますが限界があります。課題は、必要な子にきちんと支援を行き渡すことで、試行錯誤を繰り返しています。活動に賛同していただける地元企業も現れて今年度は50万円の寄付もいただきました。今後は、法人として自走できるように、活動資金も増やしていきたいです。

今後の展開

今回の助成金のおかげで、子どもたちが安心して心地よく過ごせる学習環境を整えることができました。「椅子が座りやすいから行く」という子どもたちの素直な声の通り、居心地の良い「居場所」があることは、子どもたちの学びや心の変化に大きくつながると実感しています。


私たち一般社団法人だーこは、今後も生活困窮家庭の中学生・高校生をはじめ、地域の子どもたちが安心して温かい食事をとり、学習に励むことができる居場所づくりを継続・発展させていきます。地域の子どもたちを社会全体で温かく見守り、支えていくためには、地域の皆さまのご協力が欠かせません。


食材の寄付や学習ボランティアとしての参加、活動の見守りなど、どんな形でも構いません。子どもたちの笑顔と未来を守る助け合いの輪に、ぜひ一緒に加わっていただけたら嬉しいです。地域の皆さまと共に、誰もが支え合える温かいまちづくりを目指していきます。

添付資料