「地域助け合い基金」助成先報告
筑波地区防災イベント実行委員会
茨城県つくば市


助成額
150,000円(2026/01/16)助成⾦の活⽤内容
今回の助成金を活用し、筑波地区において「子どもから高齢者まで、誰もが参加できる体験型防災イベント」を開催する。本イベントは、防災知識の習得や防災力の向上そのものを最終目的とするものではなく、防災を入口として、世代を超えた地域住民同士のつながりを強化し、日常生活における助け合いの関係を地域の中で育むことを目的としている。
筑波地区は高齢化が進む一方で、地域内で唯一の小中学校である秀峰筑波義務教育学校が今年度から本イベントに参加することとなり、子どもから高齢者まで幅広い世代が一堂に会する貴重な機会となる。特に、子どもや若い世代が地域の防災活動や地域づくりに触れることは、将来の地域の助け合いを支える基盤づくりとして大きな意味を持つ。
本イベントでは、新聞紙スリッパづくり、紙皿食器づくり、ビニールレインコートづくり、AED体験、消火器訓練など、多様な防災体験ブースを設置する。これらの体験を通して、参加者が「自分ごととして防災を考える機会」を持つと同時に、自然な会話や協力が生まれ、顔の見える関係づくりが促進されることを狙いとしている。また、障害のある方や高齢者など、災害時に配慮が必要な住民も安心して参加できるよう、体験内容や動線を工夫し、誰もが関われる場づくりを行う。
さらに、地域包括支援センター、生活支援コーディネーター、自治会、民生委員など、地域の支援機関や関係者が協力して準備・運営を行うことで、「困ったときに相談できる人がいる」「普段から気にかけ合える関係」が地域の中に自然と育まれる仕組みづくりを目指している。本イベントにおいては、第2層協議体がそのまま実行委員会として機能し、地域課題の整理から企画、当日の運営までを一体的に担う体制としている。
約1,000名規模のイベントとなるが、これは大規模化を目的としたものではない。筑波地区では、かつて7つ存在していた小学校区が統合され、現在は秀峰筑波義務教育学校1校となったことから、従来の小学校区単位での地域活動が行いにくい状況がある。そのため、圏域全体を一つの生活圏・一つの協議体として捉え、地域単位の取り組みを現行の地域構造に合わせて一体的に実施しているものである。
本助成金は、規模拡大に伴う材料費や備品、広報費、体験機材の手配など、地域予算のみでは対応が難しい部分に活用し、子どもから高齢者まで誰もが参加しやすい安全なイベント運営を実現するために使用する。
本イベントは単なる一日の防災行事ではなく、平時の見守りや日常の声かけ、災害時に支え合える関係づくりへとつながる「助け合いの入口」として位置づけており、イベント後も第2層協議体の取り組みと連動しながら、地域の助け合いの輪を広げていくことを目指している。
活動報告
準備中